私が、T・K先生の下を離れて旅に出ていたときの事です。
私は、受洗してクリスチャンにはなったけれど・・・・『クリスチャン』という呼び方が嫌いになっていました。 イエス様は大好きなのですけれどね・・・・ 何故なのか? と思い返してみると・・・・ それは、私が『インカ帝国』と『インディアン』が好き。という気持ちがあるからでした。 私は、あるクリスチャンの方から、『日本人は信仰心がないからキリスト教を受け入れないのです』という言葉を聞いたとき、ものすごい嫌悪感を覚えました。 その嫌悪感が、本当は、どこから来ていたのかを考えていました。 それは、キリスト教の神を信仰しながら『インカ帝国』を滅ぼし、『インディアン』から豊かな土地を奪い取った仲間に私も成り下がってしまった。 と感じたからでした。 『インカ帝国』はキリスト教の神を信じていた人々に滅ぼされたのです。 それもインカの人々が信仰していた『太陽』を象徴する黄金の造形物に目がくらみ、それを奪い取るためにインカの皇帝を騙し、その目的が達成できたときインカの皇帝を処刑しました。 太陽を信仰の対象として平和的に暮らしていたインカ帝国は滅ぼされました。 キリスト教を全く知らない『異教の神を信仰している人間である』という理由だけで、野蛮であると決め付けて。 インカ帝国は争いのない平和的な暮らしをしていた国家でした。 天体観測、気象観測に大変優れていて、広大なインカ帝国の各地の農作物の種まきの時期を正確に把握できていたのだとか。 で、繋ぎ合わせると全長、約4万キロ(地球1周分の距離)というインカ道をインカの皇帝からの伝言を携えて駿脚の者達が駆け抜けていったそうです。 なので、農作物が不作になる年は稀であったのだとか。 農作物が不作の年には、それに備えてインカの各地の国庫に蓄えておいた穀物を国民に平等に分配されるようにも国が管理していたのだとか。 このように平和的に暮らしていた人々の、どこが野蛮なのか? と憤っていた時期がありました。 昔、インカ帝国について調べていたときに。 イエス様は大好き! でもキリスト教徒は好きにはなれない。と感じていた時期がありました。 クリスチャンにも、いろいろな人がいる。ということはわかっています。 立法主義の人もいます。 イエス様の心に想いを馳せる人もいます。 その他の人もいるでしょう。 私は、イエス様の心に想いを馳せる人々としか交われない。と、わかりましたから。 Profileに、『イエス様ファンクラブ会員』と書きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.11 15:53:40
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