カテゴリ:福岡ソフトバンクホークス
2011年の日本シリーズ第7戦、7回表を終えて2-0と
ソフトバンクホークスがリードしたまま7回裏の攻撃を迎えました。 中日は7回から『勝ちパターン』のはずの浅尾をマウンドに送りました。 しかしホークスは1アウトから川崎が四球で出塁し、 本多が送りバントをして1死2塁とまたも追加点のチャンスを作ります。 すると内川がタイムリーを放ち、大きな3点目が入りました! ここまで中日は日本シリーズで2点以上取っていないので、 ホークスが3点目を挙げたことはほぼ勝利を決めたことにもなるからです。 8回表、ホークスは満を持してファルケンボーグをマウンドに送りました。 ファルケンボーグはシーズン通りの働きを見せ、 三者連続三振でこの回を終えました。 その裏中日はこれまた『勝ちパターン』の岩瀬を投入して、執念を見せます。 そして迎えた9回表、秋山監督はファルケンボーグを続投させました。 このままいけば簡単にアウト3つを取って日本一が決まる・・・ この時そう思っていたホークスファンは私以外にもたくさんいると思います。 しかしこの試合は9回表にも大きなドラマが待っていました。 この回の先頭打者は井端だったのですが、 井端の打球がファルケンボーグの右肘に直撃し、 ファルケンボーグはやむなく降板することになってしまいました。 野球の神様はどうしてホークスに試練ばかり与えるのでしょうか? 秋山監督はここで第4戦で救世主となった森福をマウンドに送りました。 森福は秋山監督、そしてホークスファンの期待に応えて中日のクリーンナップである 3番・森野、4番・ブランコを落ち着いて捌き、2アウトランナー1塁としました。 栄光の瞬間まであとアウト1つとなったところで秋山監督はまたも動きました。 まさか最後に馬原を登板させるのではないかと思われましたが、 秋山監督が最後のマウンドを託したのは攝津でした。 相手は中日の5番で第6戦にタイムリーを放っている和田でした。 この曲者に対して攝津はフルカウントから、最後は渾身のストレートで三振を奪いました! 結果ソフトバンクホークスが3-0で勝利し、 8年ぶり5度目の日本一に輝きました!!!!!!!! (前身の南海・ダイエー時代を含む。) その瞬間、8回からマスクをかぶっていた細川がガッツポーズを見せてマウンドに駆け寄り、 内外野、1塁側ベンチからもホークスの選手達が一斉にマウンドに集まり、 金色の紙テープが舞う中で歓喜の瞬間を祝いました。 そして秋山監督がゆっくりとその輪の中に入り、CS突破の時と同じく ヤフードームで8回胴上げされました! さらにヤフードームに来ていた孫正義オーナーも胴上げされました。 この後優勝監督インタビュー、MVPインタビュー、 そして祝勝会のビールかけの様子まで書こうと思ったのですが、 やっぱり文字数制限が来てしまいましたので、後編に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月21日 12時38分50秒
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