テーマ:ニュース(100257)
カテゴリ:九州の話題
東九州自動車道は福岡県の北九州JCTから大分県・宮崎県を通り、
大隅半島をまわって鹿児島に至る高速道路です。 しかしながら用地買収や着工が送れ、開通が部分部分となっています。 そんな中、国土交通省九州地方整備局は5月11日、 東九州自動車道で開通時期が未定だった宮崎県の北浦~須美江間と、 大分県の佐伯~蒲江間について、 2016年度に供用開始する見通しを明らかにしました。 これによりすでに開通予定時期が明らかになっている区間を含め 2016年度にも北九州~宮崎間が直結することになります。 それぞれの開通予定年度について文章で書くと分かりにくいため 以下の通り、図で表現してみました。 北九州JCT | <既開通区間> | 苅田北九州空港 | (13年度) | 行橋 | (14年度) | <既開通区間(椎田道路)> | (14年度) | 宇佐 | <既開通区間(宇佐別府道路・大分自動車道を含む)> | 佐伯 | (16年度) | 蒲江 | (12年度) | 北浦 | (16年度) | 須美江 | (12年度) | 北川 | (12年度) | 延岡 | <既開通区間> | 日向 | (13年度) | 都濃 | (12年度) | 高鍋 | <既開通区間> | 宮崎 東九州自動車道なんて不要と考えている大バカ者がいるかもしれませんが この高速道路を整備することでいくつかのメリットがあります。 まずは九州道鳥栖JCT付近の混雑解消です。 鳥栖JCTは九州道・長崎道・大分道を結ぶ重要なジャンクションです。 そのためにこの付近はゴールデンウィーク、お盆、年末年始には大変混雑し、 必ずと言っていいほど渋滞が発生します。 東九州道が整備されることで九州道から大分道方面への車両の減少や 九州道えびのJCT・宮崎道経由で宮崎へ向かおうとする車両の減少につながり、 渋滞が起きる機会が減るのではないかと思います。 また緊急時のインフラとしての効果もあります。 昨年の東日本大震災発生時、復旧資材を積んだ車両や医療用車両が通るための 緊急インフラとして高速道路はその効果を遺憾なく発揮しました。 そういう意味でも東九州自動車道の整備は必要不可欠だと思います。 『事が起こってからは遅い』ということですね。 伊達に東国原英夫・前宮崎県知事が東九州道の早急な整備を主張し、 『どげんかせんといかん』と言っていたわけではないということです。 東九州道の北九州~宮崎間が1日でも早く直結されることを願っています。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月14日 00時58分07秒
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