テーマ:鉄道雑談(1542)
カテゴリ:九州の話題
今夜、テレビ東京で全国の『廃線』を歩く旅の番組をやっていました。
(最近プロ野球が最高につまらないので、ついつい他の番組を見てしまうものです。) その中で宮崎県の旧・高千穂鉄道が取り上げられていました。 高千穂鉄道は国鉄→JR九州の高千穂線(延岡~高千穂間)を 1989年に引き継いだ第三セクター鉄道でしたが、 2005年に台風により沿線の川が増水して鉄橋が流されて線路が分断されてしまいました。 復旧と休止期間中の線路維持に相当の費用がかかることから路線は休止され、 その後2008年に完全に廃止されてしまいました。 しかし旧高千穂鉄道の一部路線を保存鉄道として観光客向けに 列車を走らせることを目的に高千穂あまてらす鉄道が設立されました。 現在は高千穂駅~天岩戸駅の1駅間がトロッコにより運行されていますが、 将来的には天岩戸駅の先にある、東洋一の高さを誇る高千穂橋梁を越えて、 日之影温泉駅までの運転を目標としています。 テレビでは高千穂駅に留置(動態保存)されていた車両も公開され、 線路が整えば再び走ることができるようになっているようです。 このブログでは5年くらい前にDMV(デュアル・モード・ビークル)を使用して この区間を復活したらどうかという意見を出しましたが、 形はどうであれ地元の方々が路線の復活を目指している姿に共感しました。 旧・高千穂鉄道の廃線を風化させず観光資源として活かす取り組みが 成功することを願っています。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月03日 00時42分26秒
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