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2013年07月05日
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テーマ:高校野球(3681)
第95回全国高校野球選手権大会地方大会が、
明日7月6日から各地で本格的に開始されます。
すでに沖縄と北海道では地方大会が行われていますが、
九州各県などでは6日から熱戦の火ぶたが切って落とされることになります。

さて、毎年のように出場校が変わる激戦区とされている福岡県では
今年から地方大会が大きく変わることになりました。

福岡県では今まで県北部と南部でそれぞれトーナメントを組んで予選を戦い、
上位16~20校くらいまでになったら再度抽選を行い『県大会』を行う方式でした。
しかしながら北部に比べて南部の学校数が多いことから、
県大会まで勝ち上がるために必要な試合数が南北で異なったり、
県大会に出場できる学校数が南部と北部で差が生じたり、
県大会でもいわゆる『地下1』といって他の学校より余計に1試合戦わなくては
ならない学校が出てくるなどの諸問題を抱えていました。

そこで今回から以下のような変更が行われました。
1.北部・南部の枠組みの一部変更
北部と南部の学校数の差を減らすため、今まで南部で戦っていた
宗像市・古賀市・福津市・粕屋郡にある計10校が北部に編入され、
北部65校、南部70校と差を減らすことになりました。
(それまでは北部55校、南部80校ですのでかなり差があったということになります。)
なおこれによって今春の県大会を制し、甲子園出場経験のある
東海大五が南部から北部に移ることになります。

2.県大会出場校は北部・南部ともに8校ずつ
枠組みの変更によって学校数の差が減ったことから、県大会に出場できる学校数が
北部・南部ともに8校ずつの計16校になりました。

3.最初から決勝まで組み合わせを決める
さらに今まで南部・北部で県大会出場校を決めるためのトーナメントを組み、
出場校が決まった後に再度抽選して県大会のトーナメントを組む形式から、
最初から県大会を含めて決勝までの組み合わせを決めることになりました。
ベスト16が決まるまでは今まで通り北部・南部の中での組み合わせとなり、
県大会扱いとなるベスト16以降から初めて南北の枠を超えた相手との対戦となります。

このところ1回戦負けと言う九州男児にあるまじき結果を残すことが多いようですが、
今回の制度改正で負担が減り、全国で1つでも多く勝ってもらいたいと思います。

福岡県だけでなく他の九州各県からも、
『間違ってラッキーで甲子園に来ちゃいました』的な所ではなく、
代表としてふさわしい強さを持つところだけが甲子園に出てきてもらい、
勝ちまくることで九州男児の凄さ、強さをアピールしてもらいたいと思います。

それでは、これにて失礼。



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最終更新日  2013年07月05日 12時48分17秒
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