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2014年09月18日
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テーマ:ニュース(100238)
カテゴリ:九州の話題
政府は17日午前に開かれた世界遺産条約関係省庁連絡会議で、
日本の推薦枠で『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』(長崎、熊本県)を
世界文化遺産に推薦することを正式決定しました。
国宝・大浦天主堂.jpg

これらは長崎におけるキリスト教の伝来と繁栄、激しい弾圧と250年もの潜伏、
そして奇跡の復活という、世界に類を見ない布教の歴史を物語る資産であり、
長崎県では2007年から世界遺産登録へ向けて活動を行ってきました。

昨年は『明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域』が政府により推薦され、
長崎の教会群は見送られましたが、今年ようやく推薦を受けました。

主な構成資産は日本最古のキリスト教会である国宝・大浦天主堂
島原の乱の主戦場になった原城跡、禁教令の中で隠れキリシタンたちが潜伏し、
長い間にわたって信仰を続けてきた天草の崎津集落などがあります。

順調にいけば来年2月に世界遺産を管理しているユネスコに提出され、
2016年夏の世界遺産委員会で登録されるかどうかが審査されます。

『明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域』とともに
『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』も世界遺産に登録され、
九州が世界遺産の宝庫になるといいですね。
それでは、これにて失礼。



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最終更新日  2014年09月18日 14時03分55秒


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