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ソフトバンクホークスは11月1日に会見を開き、
今季限りで勇退した秋山幸二前監督の後任として、OBでプロ野球解説者の
工藤公康氏が就任することを発表しました！

福岡市内で行われた会見では、後藤芳光球団社長兼オーナー代行や
王貞治会長が同席して工藤新監督のお披露目となりました。
就任した経緯について工藤新監督は、
「（1995年～99年の）5年間、王会長と一緒に
優勝を目指してやってきた中で、勝てない時の苦しさや
勝った時の喜びを共に分かち合いながら、
強いチームを作ることができた。
今回お誘いをいただいて、あの時の恩を
いつか返したいという思いで野球を勉強してきた。」と語りました。

理想の監督像としては、
「王会長のように、常に諦めない、
そして熱い思いを持って野球に取り組む姿勢を
しっかり継承していきたいと思います。
どんな時にも前を向いて、しっかりと勝つために
何ができるのかも学ばせていただいたので、
そこも継承しながらやっていきたいと思います。」

秋山前監督とは前日電話で話をしており、
『大変なところもあるかもしれないけど、しっかり頑張りなさい』と
声をかけられたそうです。
また背番号も秋山前監督がつけていた『81』を継承することが決まりました。

工藤新監督は選手たちへのメッセージとして、
「今はゆっくり休んで、しっかりと体をいたわって欲しい。
そしてまた野球に向き合える時期が来たら、
しっかりと怪我をしない体を作って欲しい。
僕自身が現役の時から、
『一日でも長くユニホームを着るということが、
選手にとって何よりも大切なこと』だと思うので、
そのためには何が必要かを考えてもらいたい。」
と声をかけました。

そしてホークスファンへ向けて、
「僕自身も当然、不安が全くないという訳ではないが、
ファンの声援が選手に与える影響というのは
非常に大きいと思いますし、あの声援があるからこそ
選手は100％以上の力を発揮できると思っています。
当然僕がホークスにいた時もそうですけど、
ファンの方に支えられている選手たちですから、
僕の力はまだまだ足りないところも
あるかもしれないですが、そこを温かく見守っていただき
時には厳しく見て頂きたい。
僕も一日一日成長できるように、日々精進し
野球というものを突き詰めてしっかりとやっていきたい。
応援のほどよろしくお願いいたします！」
と語りました。

監督経験のない工藤新監督ですが、コーチ陣がそれをカバーしてもらいたいですね。
現在組閣中ですが、すでに前楽天投手コーチの佐藤義則氏や、
秋山前監督の『世紀の大トレード』の相手だった佐々木誠氏らの招聘が
濃厚となっているようです。

工藤新体制でホークスがさらに常勝球団であり続けるように
頑張ってもらいたいと思います。
それでは、今日はここまで。