九州出身者がつくる九州情報館。

ソフトバンクホークスの宮崎キャンプは第3クールに入りました。
そろそろ紅白戦など、さらに実戦に近い形式での練習が組まれます。

そんな中、フォーム修正に取り組んでいる松坂は10日、
このキャンプで3度目のブルペン入りを行いました。
最初のブルペン入りでは35球、次は58球を投げましたが、
今回はストレート、カーブ、スライダーを投げ、
セットポジションからの投球を織り交ぜて合計143球と、
キャンプでは最多の球数を投げ込みました。

練習を終えた松坂は、
「思ったより早く疲れました。
カーブを投げている時はタイミングがいい感じだった。
すべての球を全力で投げたわけではない。
球数を投げたという意識は僕の中にはない。
疲れてから自然な動きが出ることがある。
それも一つの狙い。」と振り返りました。

気になるフォームについては、
「（固まるのに）もう少し時間がかかりそう。
左足の着き方に違和感が僕の中である。
いいか悪いかの判断はまだしていないが、
違和感を感じている。
今日はビデオを撮ってもらったので
後で確認したい。」と語っていました。

休養日となった前日は内川、中田といった年の近い同僚とゴルフを行い、
リフレッシュしていた松坂ですが、
若い選手からの誘いを心待ちにしているようです。
甲子園、プロ野球、メジャーで大活躍した『怪物』ということで、
若い選手にとってはなかなか近づきにくいのかもしれませんが、
松坂にとっては先輩から強引に誘いたくないと気を遣っているのかもしれません。

ホークスの若い選手にとって松坂がチームメイトにいるということは、
悩みを聞いてもらったり、ノウハウを伝授してもらったりできることから
他の球団にはない大きなチャンスだと思います。
自分のレベルアップのためにも、勇気を持って松坂に声をかけてもらいたいですね。

それでは、今日はここまで。