テーマ:美味しい日本酒・焼酎(106)
カテゴリ:九州の話題
世間では『芋焼酎』と聞くと鹿児島県のイメージが強いと思います。
確かに、 芋焼酎の原料はサツマイモ ↓ サツマイモと言えば鹿児島県 という発想が容易にでき、実際に芋焼酎の出荷量は鹿児島県が全国1位でした。 しかしその常識が覆る事態が起きました。 鹿児島県の蔵元113社でつくる鹿児島県酒造組合は7日、 鹿児島県の2014年度の芋焼酎出荷量が、 宮崎県に抜かれて全国2位になったと発表したのです。 2006年ごろは空前の芋焼酎ブームにより、鹿児島の芋焼酎は 出荷量が大幅に伸びましたが、その後ウイスキーやワインなどの人気や、 消費税増税、生産量調整などが響いて出荷量が徐々に下がってきていました。 そんな中で宮崎県都城市にある霧島酒造が、 『黒霧島』『赤霧島』と人気銘柄を中心に出荷量を伸ばし、 ついに『芋焼酎王国』鹿児島の牙城を崩したのです。 またこの現象は芋焼酎だけでなく、 麦・そば・米を含めた本格焼酎全体の出荷量でも 11年ぶりに宮崎県が首位となってしまいました。 宮崎の芋焼酎にとってこのニュースは朗報となったことだと思いますが、 鹿児島の芋焼酎メーカーはこれを機会に『黒霧島』や『赤霧島』に負けないくらいの 人気銘柄を世に送り出して新たなブームを作り出してもらいたいと思います。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月08日 20時10分23秒
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