テーマ:鉄道雑談(1541)
カテゴリ:九州の話題
まもなく運行開始から2周年を迎えるJR九州のクルーズトレイン
『ななつ星in九州』が来年4月から、 3泊4日コースのルートを一部変更することが発表されました。 従来は3日目は鹿児島中央に到着した後、日豊本線を折り返して隼人まで進み、 そこから肥薩線に入って八代まで向かうルートでしたが、 新ルートでは折り返さずに川内方面へ進み、そこからそのまま 肥薩おれんじ鉄道に乗り入れて八代まで向かいます。 現在、台風15号の影響で肥薩線の八代~人吉間が運転見合わせとなっているため、 先週と今週の3泊4日コースは先行してこの新ルートで走行することになりました。 (なお運転見合わせ区間は9月19日に無事に運転再開となる予定です。) もともと肥薩おれんじ鉄道の区間は九州新幹線ができるまでは、 鹿児島本線の一部でしたが、並行在来線となることと、 川内以南ほど乗客が少ないため第三セクターに移行していました。 肥薩おれんじ鉄道はこの『ななつ星in九州』のルート変更によって、 JR九州から通行料を取ることができるので、 若干の収益改善にもつながるのではないかと思います。 また、ちょうど『ななつ星in九州』が通り抜ける時間帯が夕方ですので、 東シナ海や不知火海に沈む夕日を眺めることができるスポットとして、 全国的に注目が集まれば、乗りに来る観光客も増えるのではないでしょうか? この影響で来年4月からの『ななつ星in九州』の旅行代金が値上げになりますが、 山沿いを経由するルートとは違った魅力を味わえると思いますので、 予約が減ることは考えにくいと思います。 現在でも平均倍率が33倍とチケットの入手が難しい状態ですので、 さらに倍率が増えるのではないでしょうか? それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月13日 19時59分39秒
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