九州出身者がつくる九州情報館。

今季のプロ野球でタイトルを受賞した選手達を表彰する、
NPB AWARDS 2015が都内のホテルで行われました。

セ・パ両リーグの投打のタイトル獲得者やベストナインが表彰された後、
今季の両リーグの最優秀選手（MVP）が発表されました。
結果は大方の予想通り、トリプルスリーを達成した
柳田（ソフトバンク）と山田（ヤクルト）が選ばれました！
ちなみに2人とも初受賞となりました。

柳田は受賞後のスピーチで、
「この度は名誉ある賞をいただき、
ありがとうございます。
この賞は監督・コーチ・チームメート・
裏方さんのおかげだと思っています。
来年もこの賞に恥じない成績を残したいです。
また応援よろしくお願い致します！」
と挨拶しました。

その後のインタビューで柳田は、
「まさか自分がこの賞を
受賞できるとは思わなかった。
（先に山田の名前が呼ばれた後に）
『自分も呼ばれるかな？』と思っていた。
来年は40本塁打、40盗塁を目指してやりたい。」
と語っていました。

その後、就任1年目でホークスを日本一へ導いた工藤監督が、
最優秀監督賞と正力松太郎賞を同時受賞しました！

工藤監督はスピーチで、
「監督1年目で何も分からないまま、
キャンプから選手のことを理解しようと、
対話を第一にやってきた。
選手は100％以上の力を出してくれた。
『明るく、元気に、真剣に』を忘れず、
精進してやっていきたい。」
とコメントしました。

工藤監督は現役時代の1987年に正力賞を受賞していましたが、
これで監督としても受賞することになりました。
ちなみに選手・監督の両方で
正力賞を受賞したことがあるのは
王会長・秋山前監督・工藤監督の
歴代ホークス監督3人のみです。
王会長は4回、秋山監督は3回受賞していますので、
工藤監督はこれからも優勝・日本一を積み重ねて行き、
2人に追いつき、追い越してもらいたいと思います。

来年はホークスの選手達が活躍しまくって各タイトルを総なめにして、
アワードにホークスの選手が大勢出席してくれることを願っています。
それでは、今日はここまで。