テーマ:鉄道雑談(1537)
カテゴリ:九州の話題
JR各社は昨日、2017年3月4日(土)に行われる
ダイヤ改正の概要を発表しました。 このブログでは九州関連(JR九州・西日本)について書いていきます。 <新幹線> ・山陽新幹線区間で新ATC導入によるスピードアップ ・東海道・山陽新幹線直通『のぞみ』が全車N700Aに ・熊本地震による徐行がなくなり地震発生前の所要時間に ・一部の列車で山陽・九州新幹線直通化 山陽・九州新幹線関連の主な改正内容は以上の通りとなります。 これまで東海道・九州新幹線はデジタルATCだったのに対して、 山陽新幹線区間だけアナログATCを使っていましたが、 この区間でもデジタルATCが導入されることになりました。 さらに東京から直通する『のぞみ』が最新型のN700Aに統一されることで、 東京~博多間の所要時間が最大7分短縮となります。 (最速で4時間54分、通常でもだいたい5時間3分に短縮。) さすがに東京から博多まで新幹線となると年末年始やお盆、GWくらいしか 通しで乗ることは無いと思いますが、名古屋から博多までならば いい勝負をするのではないでしょうか? あとは山陽新幹線区間で公衆無線LANが使用可能になれば、 さらに利用者が増えるのではないかと思います。 一方九州新幹線では熊本地震の影響で熊本~新八代間で 徐行運転が行われていましたが、ダイヤ改正をきっかけに 地震発生前の速度に戻すことが発表されました。 また、山陽新幹線との直通や乗り継ぎの利便性向上に伴って、 新八代~川内間を利用する方の、大阪や福岡での滞在時間が増えることになり、 ビジネス・買い物・観光などにさらに使いやすくなるのではないかと思います。 <在来線> ・熊本~人吉間に新D&S列車『かわせみ やませみ』運行開始 ・『いさぶろう』『しんぺい』一部区間特急化で 肥薩線の優等列車が復活 ・筑豊本線(若松線)の全列車が蓄電池電車『DENCHA』に 在来線の主な改正内容は以上になります。 今年3月のダイヤ改正で熊本~八代~人吉間は優等列車の設定が無くなりましたが、 新たなD&S列車『かわせみ やませみ』3往復が特急として運行されます。 また現在普通列車として運行されている『いさぶろう』(熊本・人吉→吉松)と 『しんぺい』(吉松→人吉・熊本)の熊本~人吉間が特急に格上げとなりました。 これにより熊本~人吉間では優等列車が4往復復活することになり、 熊本以北から人吉方面へのアクセスが便利になります。 吉松から鹿児島中央までは従来通り特急『はやとの風』が2往復しており、 熊本から人吉・吉松を経由してゆっくり鹿児島まで向かう旅も快適に楽しめます。 一方、筑豊本線の非電化区間である若松線(若松~折尾間)で、 今秋から蓄電池電車BEC819系『DENCHA』が1日4往復運転されていますが、 来春のダイヤ改正から量産車の投入により、若松線の全車両が『DENCHA』になります。 また福北ゆたか線でも一部『DENCHA』で運転され、 博多駅でも見ることができるようになります。 若松~折尾間は十数年前までディーゼル機関車がけん引する50系客車が 使われていたほどでしたが、これでこの区間も近代化されることになります。 来年3月のダイヤ改正でJR九州がより便利になると思います。 今年株式上場もしたことですし、さらに鉄道収入を増やすためにも、 これからもさらに便利な鉄道を運営してもらいたいと思います。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月17日 19時44分06秒
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