九州出身者がつくる九州情報館。

今日は聖バレンタインデーという事もあり、
プロ野球選手達はファンからたくさんのチョコレートをもらっていました。

ソフトバンクホークスの宮崎キャンプでも岩嵜、武田、東浜らが
両手いっぱいにファンからプレゼントされた手提げ袋を抱えていました。

そしてホークスのキャンプでは昨年から、
選手達がファンにチョコをプレゼントする『逆チョコ』も行われており、
平日にもかかわらずキャンプに来てくれたファンにとって最高のプレゼントになりました。

さて、話は昨日の全体練習の後になるのですが、
工藤監督はブルペンにある選手を呼び寄せました。
それは投手では無く野手の今宮だったのです。
この様子に、ブルペンに入っていた千賀が
「えっ。（今宮が）ピッチャー！？」と驚いていました。

今でこそ遊撃手として活躍している今宮ですが、
高校時代は明豊のエースとして甲子園に出場し、
vs花巻東戦では菊池雄星（現・西武）の目の前で154Km/hの速球を披露したこともあります。

実はこの練習は工藤監督の提案で、昨年10月に右肘を手術した今宮に
右肘の負担がより軽くなる投げ方を指導するためだったのです。
「たまにこういう遊びみたいな練習をしようと思って。
投げること自体が（肘や肩に）負担がかかる。
少しでも負担のかからない投げ方をしてもらいたい。
俺はコーチじゃないけど、
負担のかからない投げ方についてはプロだから。」
と工藤監督はその意図を語っていました。
投手経験のある今宮だからこその練習方法だと思います。

さてその工藤監督ですが、今日の早出練習で打撃投手を務めていました。
しかも第3クールが始まってから4連投ですから周囲も驚きです。
ちなみに練習に参加していた真砂からカーブを投げてほしいと要求され、2球投げました。
「カーブと言われても寒さで手がかじかんで、
ストライクが入るか分からなかった。」と語る工藤監督ですが、
他の11球団でもここまでしてくれる監督が他にいるでしょうか？
（現役引退して日が浅い巨人の高橋監督あたりならできそうですが・・・）

ファンや監督の期待に応えられるよう、ホークスの選手達には頑張ってもらいたいと思います。
それでは、今日はここまで。