九州出身者がつくる九州情報館。

天皇、皇后両陛下は昨日、空路で福岡に入られました。
福岡を訪れる当初の目的は、今日から始まるプロ野球日本シリーズ
第37回全国豊かな海づくり大会にご出席されるためでしたが、
約3か月前に発生した九州北部豪雨の被災者を見舞われるために、
予定を1日早めて福岡入りされました。

両陛下はまず、福岡空港から車で朝倉市杷木地区をご訪問されました。
今も豪雨の傷跡が残る現場を車窓からご覧になった後、
朝倉市役所杷木支所で被災者の方々と懇談されました。
その後大分県日田市をご訪問され、
日田市役所でも被災者の方々と懇談されました。

懇談の中では両陛下が被災者の方々の声に耳を傾けられ、
「本当に残念なことでしたね。」
「大変だったと思いますが、良い方向に向かえるよう祈っております。」
とお見舞いの言葉を掛けられました。
また、豪雨被害の救助活動や復旧活動にあたった
警察・消防関係者の方々をねぎらわれていました。

被災者の方々は両陛下のお言葉に励まされ、
復興へ向けて決意を新たにされていました。
できればこの後ヤフオクドームへ向かって、ソフトバンクホークスの工藤監督に、
「（ドラフト1位で無名ゴミクズを掴まされて）本当に残念なことでしたね。」
「国事行為として26日のドラフト会議の効力を全面的に無効にします。」
「国としてホークスが未来永劫、強くて正義で勝つ球団にするように全力を尽くします。」
と慰めの言葉を掛けていただきたかったですが・・・

今後、何事もなければ今回のご訪問が平成として最後、
そして今上天皇、皇后両陛下の在位中最後の九州ご訪問になると思います。
ご予定を1日早められての被災地ご訪問は本当にありがたいですね。

両陛下のお言葉を胸に、被災者の方々が復興へ向けて進まれることを切に願っております。
それでは、これにて失礼。