九州出身者がつくる九州情報館。

昨日行われたSMBC日本シリーズ第4戦で、
セリーグ代表の巨人を相手に4連勝して見事日本一に輝いた
パリーグ代表のソフトバンクホークスでしたが、その試合と試合後の様子を振り返ります。

試合はホークス・和田、巨人・菅野の投げ合いで3回までともに無失点でした。
しかし4回表にホークスは1死1・3塁からグラシアルの3ランで先制し、
日本一へ大きく近づきました！

和田は5回まで投げてマウンドを降りましたが、
6回に登板した2番手のスアレスが余計な2点を与えてしまいます。
1点差に迫られた7回表、ホークスは1死1・2塁から甲斐の代打に長谷川が入ります。
打球は内野ゴロでしたが相手の守備のミスが発生し、貴重な追加点を入れました！

しかしそれもつかの間、7回裏に4番手の甲斐野が2死1・2塁とランナーを背負うと、
5番手のモイネロが余計な1点を与えてしまいます。
8回も回またぎで登板したモイネロでしたが、現役最後の打席となった
阿部慎之助をセカンドゴロに打ち取るなどして三者凡退に抑えました。

そして1点差で迎えた9回裏、ホークスは満を持して守護神の
森ァテが登板しました。
森は簡単に2アウトを取りますが、亀井にフルカウントから四球を与えてしまいます。
そして次の坂本にもフルカウントとし、ファウルで粘られますが、
最後は空振り三振で試合を締めました！

この結果4-3でホークスが勝利し、
3年連続の日本一を達成しました！！！
日本一が決まると森と高谷のバッテリーが抱き合い、
三塁側ベンチからはホークスの選手達が飛び出し、マウンドに集まりました。
そして工藤監督が小躍りしながら輪の中に入ると胴上げが行われ、
東京ドームで10回宙に舞いました！
そして試合を観戦していた孫正義オーナーも10回宙に舞いました！

今年の日本シリーズでホークスが達成した記録は以下の通りです。
・3年連続日本一（ホークス球団初）
・初の下剋上から2年連続日本一
・60年ぶり2度目の4戦全勝での日本一（12球団初）
・日本シリーズ8連勝（昨年第3戦から、タイ記録）
・CS1st第2戦からポストシーズン2連勝（NPB記録）
・初めてセリーグ全球団相手に日本Sで勝利
・和田が2003年第7戦以来16年ぶり勝利（最長ブランク）

さらに書きたいことがありますが、長くなりそうですので続きは後編で書きます。
それでは、今日はここまで。