テーマ:鉄道雑談(1540)
カテゴリ:熊本地震とその復興関連
2016年4月に発生した熊本地震の影響により、
長期にわたって部分運休が続いている南阿蘇鉄道ですが、 県や沿線自治体などでつくる南阿蘇鉄道再生協議会は先日、 2023年夏に全線再開となる見通しを発表しました。 JR豊肥本線の立野駅から阿蘇山の南側を走って高森へ向かう南阿蘇鉄道は、 熊本地震により立野~中松間の10.6Kmが現在も不通となっています。 今年10月に立野~長陽間にある第一白川橋梁の架け替えに着手したことで、 2022年度中の復旧工事完了に目処が立ったため、今回の発表が行われました。 復旧工事が完了した後には試験走行や安全点検などを行わなくてはならないため、 全線での営業運転再開には完了後数カ月を要することになります。 ただ南阿蘇鉄道としては観光客が多数訪れる夏休み開始までに 間に合わせたい意向を示しています。 4年ほどかかる予定ですが、全線再開は熊本の、そして阿蘇の人々の悲願であり、 熊本地震からの復興の象徴にもなると思います。 是非とも順調に復旧工事を進めて、1日でも早く地震発生前のにぎわいを 取り戻してもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月15日 22時24分17秒
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