九州出身者がつくる九州情報館。

一部報道でもすでに報じられていましたが、ソフトバンクホークスは20日、
かつてホークスに在籍してファンを裏切ってメジャー→阪神に行った
城島健司氏が『会長付特別アドバイザー』として、
ホークスに復帰することを発表しました。

現役引退後は『佐世保の釣り師』として釣り中心の生活となり、
果てには九州ローカルで釣り番組を持つまでになっていましたが、
実に15年ぶりにホークスに復帰することになった経緯について城島氏は、
「王会長から『もうそろそろ野球界に』という話を
ずっと毎年いただいていました。
自分としては特にこの福岡という街、そして
ホークスという球団に育ててもらいましたし、
自分の野球の原点、そして体の中にあるものや
野球の考え方というのは、
王さんに全て教わったと思っています。
そのチームに、今の自分でも何か少しでも力になれることが
あればということで今回は引き受けました。
工藤監督は僕にキャッチャーのいろはを全部
教えてくれた先輩ですから、
その先輩の力にも少しでもなれればと思います。」
と就任会見で語っていました。

なお、将来的にユニフォームに再び袖を通すのかどうかについては、
「毎週朝に絶賛放送中の（釣り）番組を
来年もやりますから。」と言っていましたが、
「来年はそういうきっかけというか。
ただ、先のことはまだ見えてないですね。」
と語っており、可能性はあるように思えました。

王会長を尊敬し、工藤監督から捕手の技術を教わった城島氏が、
これまでの経験を生かして、選手たちによい影響を与えてくれることを期待しています。
それでは、今日はここまで。