九州出身者がつくる九州情報館。

ソフトバンクホークスの選手たちの契約更改も大詰めを迎えています。
（金額は推定。）

今日はエースの千賀と正捕手に成長した甲斐が交渉を行い、
千賀が1億4000万円増の3億円プラス出来高で、
甲斐が4500万円増の1億1000万円プラス出来高で、
それぞれサインしました！

千賀は2011年に育成4位で入団したときは270万円でしたが、
2年前に1億円を突破し、来季はついに3億円到達となります。
育成出身選手の3億円到達は元巨人・山口鉄也氏（現巨人3軍コーチ）以来2人目だそうです。
勝ち星は昨年と同じ13勝でしたが奪三振王のタイトルを獲得し、
9月には育成出身投手として初のノーヒットノーランを達成したことなど、
「本当にいい評価をしてもらったなと思います。」
と満足そうでした。

千賀と同期の甲斐は育成6位で入団して300万円でしたが、9年でついに大台に乗せました。
ホークスで1億円突破したキャッチャーは、先日会長付特別アドバイザーに就任した
城島健司氏以来2人目となりました。
昨年は『甲斐キャノン』で旋風を巻き起こしましたが打撃の成績がよくありませんでした。
しかし今季は137試合に出場して初めて規定打撃に到達し、
規定打席到達者の中ではチーム2位の打率をマークしました。
こうした攻守の両方で評価されての大台到達となった甲斐は、
「最大限の評価をしていただきました。
今年1年やってチームに貢献してくれたと
言っていただきました。
その言葉でやっていてよかったと思いました。」
と語っていました。

育成出身投手と育成出身野手の2人がこうして億プレーヤーになるわけですから、
今育成で必死にがんばっている選手たちもいつかは千賀や甲斐のように
大きな夢を掴み取ってもらいたいと思います。

それでは、今日はここまで。