テーマ:今日は何の日(6018)
カテゴリ:九州の話題
今日9月1日は『防災の日』です。
これは1923年(大正12年)の9月1日に関東大震災が発生したことにちなむものです。 都内では首都圏直下型地震を想定した防災訓練が行われたり、 鉄道会社では防災訓練のため徐行運転を行う路線もありました。 最近は日本全国どの地域でも大きな災害が発生する可能性があります。 特に豪雨や地震の被害が発生するところは顕著です。 九州でも九州北部豪雨や熊本地震がここ数年で発生し、 今もなお仮設住宅で生活している方々も少なくありません。 さらに先月は佐賀県を中心に大雨の被害が発生し、 その復興作業もまだ行われている途中です。 『防災の日』の目的は、 『広く国民が台風・高潮・津波・地震等の災害についての 認識を深め、これに対処する心構えを準備する』となっています。 そして実際に災害が発生した地域は『過去の教訓を活かす』ことが 求められており、防災訓練もこれに基づいて行われています。 実際に先月佐賀県では六角川などで氾濫が発生し、 広い範囲が浸水しましたが、2年前の豪雨の教訓を活かして、 あらかじめ車両や農業機械を高台に避難させたり、 自治体が大型商業施設と協定を結んで その施設の立体駐車場を開放してもらったりすることで、 被害を軽減させることに成功しています。 このような取り組みが九州各県で積極的に行われるべきだと私は思います。 特に大分県・宮崎県・鹿児島県の沿岸では、 将来南海トラフ地震がが発生する可能性があり、 東日本大震災の時よりも大きな津波が発生するリスクを抱えています。 改めて『防災の日』をきっかけに、各自治体が防災への意識を高めてもらいたいと思います。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月01日 22時24分39秒
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