テーマ:鉄道雑談(1540)
カテゴリ:九州の話題
JR九州唯一のSL観光列車である『SL人吉』(熊本~鳥栖間)は、
客車をけん引してきた58654号機が老朽化にともない、 来年3月で引退することが決まっています。 この58654号機はかつて、SL『あそBOY』として、 豊肥本線の熊本~宮地間を2005年まで走っていました。 現在はかつての『オランダ村特急』や『ゆふいんの森2世』、『シーボルト』として使われた キハ183系気動車を使用した『あそぼーい!』が豊肥本線を走っています。 (別府駅に停車中の『あそぼーい!』、2019年撮影。) そんな中、2016年の熊本地震で被災した南阿蘇鉄道が 今年7月に立野~高森間の全線で運転再開したのを記念して、 同鉄道のトロッコ列車の乗車と組み合わせたツアーとしてSL『あそBOY』が 実に18年ぶりに今日1日限定で豊肥本線に復活しました! 熊本駅では全国各地から駆けつけたSLファンが見守る中で出発し、 すっかり都市化してしまった熊本市内、そしてTSMCの工場が進出予定の肥後大津を抜け、 立野駅ではスイッチバックで急勾配をのぼり、 名前の由来になった阿蘇駅に停車した後、終点の宮地駅に到着しました。 帰りはSLを最後部に連結したまま、ディーゼル機関車が牽引して熊本まで戻っていきました。 かつてのSL『あそBOY』を見たことがある人は懐かしさを、 そして見たことは無い人は新鮮さを感じたのではないかと思います。 引退まで残り約半年となった58654号機は最後の日まで活躍してもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月22日 22時42分35秒
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