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カテゴリ:九州の話題
昨年8月に発生した北九州市小倉北区の旦過市場での
2度目の火災で全焼した老舗映画館の『小倉昭和館』ですが、 同じ場所で再建されることになり、12月に再開することが決まりました。 (『小倉昭和館』跡地、今年5月撮影。) 上の写真を撮影してから約半年が経ち、すでに外装工事もほぼ完了したそうです。 昨日には134席の新座席が館内に搬入され、 今日は映画館の『心臓』とも言えるフィルム映写機が搬入されました。 座席の一部には地元出身のリリー・フランキーさんや、 そのリリーさんが主演を務めてカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した 『万引き家族』の是枝裕和監督ら著名人の名前が入ったシートがあります。 また、明日から小倉城前の特設劇場で歌舞伎公演を行う 六代目中村勘九郎さんの名前が入ったシートもあります。 フィルム映写機は大阪の映像機器を扱う会社から寄贈されたものです。 イタリア製で、35ミリフィルム用の映写機はもともと阪神淡路大震災からの 復興のシンボルとして作られた映画館で使われてきましたが、経営難で閉鎖になり、 この大阪の会社に10年以上眠っていたものを約8時間かけて小倉へ運ばれました。 『小倉昭和館』は12月8・9日にプレオープンとして、 招待客向けに公開された後、12月13~17日に『北九州国際映画祭』の会場として使用され、 12月20日に本格的に営業再開されるそうです。 『小倉昭和館』に再び映画の灯がともる日が楽しみですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月31日 23時52分38秒
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