テーマ:祭り・伝統行事(1015)
カテゴリ:九州の話題
昨日は3月3日ということで桃の節句・ひな祭りの日でした。
全国各地でひな祭りにちなんだイベントが開催されましたが、 九州では特に大分県日田市で開催されている 『天領日田おひなまつり』が有名です。 日田は江戸時代は天領(幕府直轄地)であり、 九州各地の天領を管轄する西国筋郡代も日田に設置されました。 その中心部の豆田町と呼ばれる地区には江戸時代からの街並みが今も残っています。 幕府の役所が置かれたこともあって日田は当時、九州における商業・金融の中心でした。 そのためこの豆田町にあった古くからの豪商の屋敷には、 京や大阪で買い求めた絢爛豪華なひな人形が今でも残されており、 ひな祭りの時期に合わせて公開されています。 ![]() (豆田のひな人形、2013年3月撮影。) ちょうどひな祭りにあたる昨日は日田市の桂林荘公園で、 流しびなも行われました。 家族連れや観光客によって願い事が書かれた紙製のひな人形800体を、 公園のすぐ横にある川に流していました。 天領日田おひなまつり自体は3月末まで開催されていますので、 当時をしのばせるひな人形を週末や春休みに見に行ってはいかがでしょうか? それでは、今日はここまで。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月04日 23時54分33秒
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