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どうもベクトルが下向きでさ
こういうときは活字に向かうパワーもない 行きつけの町の本屋のおにいさんは 同い年で独身 「私本屋になりたかったんだぁ~」と言ったら 「今からボクと結婚すればなれるよ」とのたもうた ****** でその本屋さんに 「へぇ~ こんなのも読むんだ」と言われて買った 文芸春秋 芥川賞作品を読もうと思ったんだけど まずは12歳の少年事件の文章を必死で読み それから 証言「日本の黄金時代1964-74」を読みました 面白い その時代の事件や事象を著名人が回顧するのだけれど 「中学3年生だった私は・・・」とか 「その日私は・・・」とかいう調子で文章が始まります 東京オリンピック 東海道新幹線開通 万博 あさま山荘事件 大久保清 山口百恵 あしたのジョー 東大安田講堂・・・ どれもらいが子供の頃によくわかんないけれど知っていたこと で 三島事件のときの防衛庁長官が中曽根康弘だったとは驚き 今は著名人でもその当時は普通の庶民だったりするから まさに 生活のなかの事件のありようが生き生きと浮かびあがってきます あの時代にもみんな生活していたんだよね 疲れたときに オススメです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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