カテゴリ:平和
パキスタン国境に近いアフガニスタン
クナール州ジャリババから ナンガルハル州シェイワ群ブディアライ村を経て シギ村カンベリ砂漠まで 全長23.6キロの マルワリード用水路を造ったのは 日本人だ いや 設計施工は日本のペシャワール会医療サービス ハンセン病治療のため赴任した中村哲医師は 水と食料があれば 薬を使わずとも栄養失調や感染症が激減する 1600本の井戸を掘った 干ばつの対策にと 医者は土木屋になり 江戸時代の工法を学び 現地の人と手作業で水路を作った 5年間でのべ50万人の雇用がうまれ 推定灌漑可能面積9700ヘクタール 10万人が生きていける 79年のソビエト侵攻以来 200万人の死者と600万人の難民が出た 内戦とタリバン政権 米軍の報復攻撃・・・ この地の人たちが生存していくために 武力は必要ない 自らもショベルカーを運転し 水路建設の先頭に立つ中村医師の姿に 圧倒されずにはいられない こういう人がいるんだ・・・・ 映像は緑の麦畑を映し出す 干からびた茶色い大地が ほんとうに 緑豊かな大地に生まれ変わる これはCGではない ほんとうに この小さな日本人が成し遂げたこと しかも政治関係なし 資金は寄付金だけ! 感嘆と感動とともに なんとも こう 突き動かされるものを感じずにはいられない だからね ぜひ みなさんも見てください 昨年は念願の中村哲講演会にも行ってきました この人のどこにそんな情熱が エネルギーがあるんだろう そんな風貌の方なんです 本もいっぱい出ていいます ぜひ 読んでみて 澤地久枝さんとの対談集は特におすすめです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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