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2005年01月28日
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テーマ:Jazz(1964)
カテゴリ:JAZZ(Far North )
Forever You / Ulf Wakeniusの続きかいちゃいます。
1,Forever You
2,Buenos Aires
3,Arirang
4,All The Things You Are
5,Suffering
6,You Will Always Be Around
7,Bibor No Azora
8,Always And Forever
9,Skylark


テーマは「愛」ですね。普遍的な愛と言うより、男と女に発生する感情のほうね。(^o^)

1、5はベーシスト、ダニエルソンの曲。彼の新譜にはいっていますが、ここではシンプルにメロディと感情重視。
2、6はワケニウスの曲ね。6曲目とても素敵な曲です。作曲もお上手。

タイトル曲である、1は、心の中にわき上がる感情を押さえきれずに、
その胸のたかまりを素直にかきあげたような曲です。
曲のはじめのピアノは、まるでわき上がる泉の水面を音に表したよう・・
たんたんとつづく演奏は、大事な大事な人をそっとそっと、
腕の中に抱きしめるような曲・・演奏。シングルトーンで、丁寧に丁寧に。

2、はワケニニウスの曲。ブエノスアイレス、と名付けられたこの曲、
「雨の六本木」、でも通じちゃうようなラテンの哀愁漂わせた歌謡メロディ♪
でも、こういう曲でも、ワケニウスのギターさばき?は惚れ惚れする。
ダニエルソンも男女のデュオの片方でも聴くような感情のこもった演奏とソロです。いつもながら、くっきりはっきりした音で、まるで唄ってるような感情もったソロでした。そう、愛には別れや行き違いがつきものですね。

3、Arirangといえば、私はブラジリアンのミュージシャン、トニーニョオルタの大陸を渡る風のような爽やかな演奏がうかぶのですが、ワケニウスの演奏はもっと東洋的感情のこもった演奏。韓国の有名な民謡ですが、捨てられた者の心を歌った歌詞のつくこの曲の、揺れ動く微妙な感じを、ゆったりとしたリズムのまま、哀愁を込めて演奏してます。
メセニーと共演もしてるワケニウスは、メセニーが影響うけたといわてるオルタにも関心があるのかしら?

4,All The Things You Areは、ジムホールに捧ぐになっています。
この曲は、ギタリストにとても愛されてる曲ですよね。独特なちょっと何事か?ってたいそうなイントロ聴くとだれもが、わかってしまう曲です。
でも、ここでは、このちょっと脳天気な本編をいったん分解して、
「恋心」だけ拾い上げて、組立て直したような演奏ですね。業師!
ワケニウスの才能全開の演奏です。

5、ダニエルソンの訴えかけるようなソロではじまる、ドラマチックな展開の曲。愛するが故の苦悩、心の乱れを表現し曲のような気がします。
ダニエルソンとテーマユニゾンするあたり、私は胸のどきどきを押さえられない。泣ける!切ない!・・・二人が、たんたんとメロディ弾く後ろで、
ピアノもドラムもすばらしいサポート。誰もが経験してる、恋いするが故の苦悩は演奏としては感情込めやすいかもせんね。

6,このアルバムでの、ワケニウスの2曲目の作品です。ワケニウスのつまびきではじまるこの曲も優しく大切な人に語りかけるような優しさと愛おしさがにじみでてる曲です。柔らかなメロディのバラードです。

7,坂本竜一の曲なのですね。最近、意外と来日回数の多い、ワケニウスは意外と親日家だったりして。このピアノが、ダニエルソンかな・・。でも、チェロも弾いてるんですよね。って、事は、ダニエルソンのリクエストだったりして?どなたか、竜一さまに詳しいかたが聴いてくれるといいのですけどね。
なんだか、一件たどたどしい演奏に聞こえるフレーズを繰り返すことで、
自分の心を確認してるような効果があるようなきがします。演奏の後半はいってくるチェロの音も大変効果的。

8、Secret Storyのメセニーの名曲ですね。シールマンのハーモニカとオーケストラのハーモニーが印象的な曲なんですよね。原曲?の演奏も確実になけますが、しっとり、じっくり聴かせるワケニウスのギターもとてもすばらしいです。一音一音にしっかり感情ののせられるギターです。

9、ウルフのソロでエンディングとなります。彼のソロのアルバムもっているのですが、その中のどの曲よりも好きかもしれません。ソロアルバムも、大好きな曲が沢山ならんでましたし、すばらしいテクニックだったのですが、もうひとつ私にはしっくりこなかったのです。このソロはとても気にいってます。

ワケニウスがこのアルバムにもうけたテーマはとてもわかりやすく簡単。
聴く側に、とても素直にはいってきます。聴く側が偏見で拒まないかぎりね。
「愛」は大切でいろんな姿がある。でも、誰にでもわかる感情・・・。
いくつになっても・・・・。
いろいろな事にがんじがらめになってしまった私達の心。
その扉をそっと、音もなく開けてくれる素敵な一枚。





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最終更新日  2006年08月10日 12時09分34秒
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