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カテゴリ:社労士業の営業方法
玄関先の花を植え替えた効果はやはり凄い。あれほど連続して起こっていた微妙にイヤなことがピタリと治まり、少しずつ事態が好転しつつあるように感じる。7月から取り組んできた某顧問先の膨大な量の仕事も来週でようやく終わりそうだ。 考えて見れは、近年はひたすら走り続けてきた感じがする。顧問先の数も到底ひとりでこなしているとは信じられないくらいの数にふくれあがっている。まだ目標にしている、ひとりで顧問先100件にはほど遠いが、それを口にしても恥ずかしくない程度にはなった。 ただ、このまま成長路線を突っ走ると、それまで予想していなかった歪みというか、問題が生じ始めているのも事実で、目標の達成のためには、まだまだ試行錯誤と軌道修正が必要だと思うね。 委託解除の少ない事務所です・・・なんてキャチコピーを使っているヤツがいるけど、そんなのは嘘っぱちだろうね。数が増えれば、それなりに委託解除、契約解除は発生する。客先がそれを言わなくても、いつのまにか顧問料の支払いが滞ってしまったら、けっきょく解約と変わらないからだ。 先日も、委託解除の通知を送ってきた会社があるのだが、最初に解約をしたいと言い出してから1年以上引っ張ったので、解約に応じることにした。て、いうか、実はこの会社の経営者と俺は一度も顔を合わせたことがないし、手続きもほとんどしたことがないから、よく契約が続いたなぁ・・・と感心する。 顧客が満足していれば、契約が続く・・・と思っている人も多いかもしれないが、そういう考えの人は、俺から言わせれば、お人好しだと思うね。契約が続く理由は、 解約をするのが、ちと面倒だから・・・ というパターンもけっこうあると思う。ちなみに、俺は、顧客が電話一本で解約なんて気軽なマネは絶対にさせない。最低でも、契約期間の満了までは付き合ってもらうし、社労士も20年やっていると俺も大分スレてきているから、解約を思いとどまらせる話法も身に付けているので、1~2年程度は引っ張れるのだ。 たとえば、経営が苦しくて経費節約をしたいから・・・なんて理由なら簡単に潰せる。顧問料の金額以上の経費節減策か金を引っ張る方法を教えてやると言えば、とりあえず先送りには出来るものだ。 顧客と良い関係をキープして・・・というのは理想だけど、そんな関係がなくても契約は続く。労働保険事務組合がなかなか廃れないのは、解約するのが面倒だから・・・という理由もかなりあるから、こういうところはマネをしてノウハウを取り込むべきだね。 もっとも、最近は俺も考えが変わって、社労士のジジイがやってる事務組合は積極的に委託解除、商工会系は存続と仕分けして臨んでいる。 顧問先が少ないウチは、契約解除が出ると、やはり気分が鬱々したものだが、ある程度件数が増えれば、確率的にも解約は増えるから、いちいち落ち込んではいられなくなる。こんなとき、どう対応すれば、解約を先延ばしに出来るか、そんなノウハウを考えるのも、けっこう 楽しく感じたりするよな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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