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2006年06月24日
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カテゴリ:胆道閉鎖の三女
最近、医師や大学病院にまつわる本を、何冊か読んだ。

今まで、医者と言うのは、患者のことをいつも親身になって考えていると思っていた。

でも、そうじゃないんだな~・・・ということがわかった。

大学病院などでは、症例を増やしたり、成功例を上げるために、患者を「実験台」と思っている医師もいるようだ。

それが、結果的に患者の病気を治すことになれば、お互いに願ったり叶ったりなので、その考え自体が悪だとは言えない。

三女も、そういった医師からみれば、「5年生存率」・「10年生存率」の数字の一部に過ぎないのかもしれないな~・・・と考えると寂しかった。

しかし、三女の主治医は、そういう点では、ちょっと”異質”だったように思う。

まだ若い、30歳前後と見受けられる主治医は、三女をとても可愛がってくれ、看護師さんたちからも

「○○ちゃんは、先生のお気に入りなんですよね~」

と言われていた。


「きょうは、先生がお風呂に入れてました(笑)」


「ゆうべは、夜中に2人で病棟を散歩して、ほかの看護師から怒られていましたよ(爆笑)」


と話を聞くたびに、良い先生にあたって本当に良かったと思った。

ICUの看護師さんから聞いた話では、再手術を受けた三女と、夜中の3時に手術室から戻って来た主治医は、三女を心配して、なかなか家に帰ろうとしなかったらしい。

そして、血流を圧迫しないように、縫わないままになってしまったお腹について


「○○(←三女)の傷は誰にも触らせない、オレがやる!!」


と。

「あの主治医、ちょっとアブナイんですよね~」

という看護師さんのコメントだったが、私にはとても嬉しかった。







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最終更新日  2006年06月24日 17時25分10秒
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