小樽は坂の街・開拓歴史の街、夜景が綺麗な函館・神戸・長崎と同じ雰囲気があります。
石炭運搬のため日本で3番目の鉄道が夕張-小樽間(手宮線)に引かれ、その荷役や漁港(ニシン漁)として繁栄した港町だからです。
北のウォール街と言われるだけに、日銀小樽支店(札幌より早い)を筆頭に、地域の産業隆盛を築いた金融機関・商業施設・石造倉庫等など、明治・大正・昭和初期時代の建物が沢山残っており、市指定歴史的建造物だけで67棟もあります。
丁度、門司と同じような情緒が味わえるレトロ街でもあり、ヒット曲『小樽の女』が似合う街でもあります。しかし、観光で生きる現在の小樽の姿に寂しさが宿ります。
小樽には縁があって、10数度も訪れています。余談ながら最初に訪問の16、7年前、履いて行ったカジュアルシューズは今も現役、物を大切にする世代の代表選手?を自負。
小樽を代表する風物は運河、そして界隈の商業施設や飲食店になります。大正12年に手狭になった港を拡張した際、旧埠頭と運河の幅を残して埋め立てたために誕生したのが運河。
冬の季節は寒いけど、雪が似合う小樽が一番印象に残ります。
その小樽運河で、今年9回目になる『雪あかりの路』が2月9日~18日で開催されます。
市内全域に広がりつつあるようですが、運河と手宮線(寿司屋通り~日銀通り~中央通り)の各会場が主役。特に運河会場は浮き球キヤンドルやキャンドルロードなどでローソクを灯し、石造倉庫群の窓明かりも加わり、幻想の世界へと誘ってくれます。
浮き球キヤンドルは、魚網の目印として使われたガラスの浮き玉にローソクを灯したもの、現地ではしっかり10本入りローソクを500円で販売、あなたも参加出来る仕組みになっています。
北一硝子三号館は明治時代の石造倉庫を利用して、世界のランプを展示即売。
その他ガラス工芸品の種類や品数が豊富で売り場も広々、お土産選択にはピッタリの店。
硝子体験工房も準備されており、疲れたら併設の北一ホールでケーキタイムも満足です。
写真右は、石油ランプとワイン・ビールの各カップ、そしてドレッシング容器です。
一方、小樽は130軒以上も寿司店がひしめく街、美味しく安く食べられます。最初は石原裕次郎軍団ごひいきの店、次は混んでいる店、その次はガイドブックに誘われて・・・?
でも地元の人に案内された店が一番でした。中には写真のように、寿司屋の二階が宿屋という変わった店もありました。(当然、夕食は寿司三昧のようです)
かに倶楽部。テーブルに紙が敷かれ、その上にカニをドンと載せ手掴みで豪快に食べます。
活毛がに・花咲がにがメイーンになり、この店オリジナルのフルーティーなナイヤガラワインを
飲みながらは、豪華豪華で至福のときを約束してくれます。
歴史的建造物がレストランやホテル、喫茶、博物館に変身している建物が多くあります。
内部も当時そのままに残されていますから、食事や泊り、或いはお茶を飲むにしても贅沢とノスタルジーを味わえます。是非・是非、推奨したいスポットになります。
小樽周辺観光には散策バスを利用するなどして、見所が抜けないように計画したいものですね。
次回は山形蔵王スキー場を予定しています。 |
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最終更新日
2007.01.13 17:24:22
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