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カテゴリ:疾病
![]() 変形性ひざ関節症で運動は止めるべきかどうか? 運動はやり過ぎるといけないが、適度な運動はやらないと足、腰は萎えて来る。 日本人はO脚に伴う内側型変形性膝関節症が多い。 そこでは、足底板が威力を発揮する。 専門医の指導の下、取り入れてみられてはいかがであろうか。 ![]() ひざが痛み、趣味のフラダンスを続けるかどうか、大阪府の主婦A子さん(66)は迷った。 8年前、階段を下りる時、右ひざ内側に痛みが走った。近くの病院で、ひざが湾曲するO脚に伴う「内側型変形性ひざ関節症」と診断された。年齢と共にO脚の変形が進み、体重の負担が、ひざの内側に集中、その部分の軟骨がすり減る。変形性ひざ関節症の中でも、日本人に多いタイプだ。 痛み止めを処方され、医師に「ひざに負担がかかるから、フラダンスはやめた方がよい」と言われたのだ。 「やめなあかんのかな。でも......」。フラダンス習得の証しとなる「ハワイアンネーム」取得が目標だった。「お墓の戒名はいらないけれど、ハワイアンネームは欲しい」。そんな冗談が出るほど熱を入れていた。 数か月後、大阪府吹田市の戸田整形外科リウマチ科クリニックを受診した。 「軟骨の損傷は比較的軽いので、足底板という装具でO脚を矯正すれば、フラダンスは可能でしょう。むしろ、ひざ回りの筋肉を鍛えるためには続けた方がよい」 院長の戸田佳孝さんにそう言われ、A子さんは目を輝かせた。 足底板は足の底に敷く装具で、外側が高くなるよう、くさび形に角度がついている。ひざが外側に開くのを抑え、体重を関節の内側だけでなく全体に分散させることができる。 従来の靴の中敷きタイプでは足首が曲がり、矯正力がひざまで伝わりにくいと考えた戸田さんは、足首を固定するサポーターがついたタイプを開発した。くさび形の部分はウレタン製で、傾斜は11度に設定している。戸田さんが62人に行った研究で、最も効果があった角度だ。 A子さんは外出や立ち仕事をする時、痛む右足に、この足底板を装着した。すると「それまでの右ひざのきしむような感じがなくなった」。 週2日フラダンス、1日はプールで運動。フラダンスは本来素足で踊るため、練習時はあまり足底板をつけないが、ダンスは支障なく続けることができた。 一昨年、念願のハワイアンネームを取得。「好きなことを続け、足の筋肉を鍛えられてよかった」と笑顔を見せる。 ただ、軟骨はすり減ったままなので、疲れがたまった時などに痛むこともある。やはり無理は禁物だ。 O脚は、放置すると変形が大きくなるといわれる。足底板は、軟骨が完全にすり減り、その下の骨まで傷ついた重症患者には、効果が薄いとされる。逆に、O脚でも痛みがなければ治療の必要はない。 ![]() ![]() 戸田さんは「足底板はO脚に伴う軽度の変形性ひざ関節症には有効だが、A子さんのように鍛えないと効果は持続しない」と、運動の重要性を強調する。 [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月23日 04時48分52秒
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