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カテゴリ:疾病
![]() 身障者になり、車椅子では旅行も出来ないのか。 今の時代、いつ誰が身障者になるか分からない。 身障者用客室を物置にしていた東横イングループ西田社長は恥を知らなければならない。 企業もそろそろ、利益追求のみに走るのではなく、社会貢献という真の企業価値を上げる努力をすることに気づかねばならない。 ![]() 段差がなく車いすで泊まれるバリアフリーのホテルを調べ、旅に出よう。 患者団体の全国脊髄(せきずい)損傷者連合会(妻屋明会長)は今年2月、インターネットによる「全国車いす宿泊ガイド」の運営を始めた。 バリアフリーに力を入れる宿泊施設を一覧にし、室内の写真も掲載、施設選びの情報を提供する。連合会は23年前から約5年おきに書籍版を発売してきたが、インターネット版を新たに完成させた。 東京都の杉並区福祉事務所職員、三井里美(さとみ)さん(35)は、この企画に取り組んだ一人。手足のまひがあっても、スキューバダイビングを楽しむ行動派だ。 三井さんは1995年12月、自転車で通勤途中、交差点で車にはねられ、首から下が動かなくなった。リハビリを受け、翌年8月の退院時には腕が少し動くようになったが、足は不自由で、車いす生活になった。 小学5年から始めたスキーは指導者級の腕前。スポーツが大好きだっただけに、このまま車いす生活が続くかと思うと、眠れないこともあった。 2000年秋、都内のプールで、障害者向けの体験ダイビング教室が開かれると聞き、初めて参加した。水深5メートルの水中では、体が浮き、動かない足も動いたように感じた。「車いすから解放されて夢心地。新たな生きがいを見つけた」 ダイビングをするため、インターネットなどで、バリアフリーの宿泊先を探した。選ぶポイントは〈1〉玄関にスロープがある〈2〉客室へ行くまでに段差がない〈3〉客室のトイレは入り口が狭く、車いすで入れないこともあるので、ロビーにトイレがある--などだ。 こうして宿を見つけ、伊豆や沖縄などでダイビングを楽しんだ。「小さくてかわいらしいカクレクマノミを目の前で見て感動した。気持ちが前向きになった」 「車いすを使う障害者に、もっと積極的に旅行を楽しんでほしい」。そんな思いから「全国車いす宿泊ガイド」作成に取り組んだ。 このガイドのホームページ(http://www.zensekiren.jp/)には、約140か所の宿泊施設が紹介され、三井さんが挙げたポイントの整備状況などが載っている。言葉などに障害があり、電話での宿泊先選びが困難な人のため、宿への問い合わせは電子メールでできる。 昨年、大手ホテルチェーンが障害者用の客室を物置に転用した問題も明らかになった。脊髄損傷者が気後れせずに外出できる環境整備が望まれる。(坂上博) (次は「病は癒えても・子供の重病」です) 全国脊髄損傷者連合会 〒134・0085 東京都江戸川区南葛西5の13の6。(電)03・5605・0871。ファクス03・5605・0872。電子メールoffice@zensekiren.jp (2007年3月23日 読売新聞)お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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