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カテゴリ:疾病
線維筋痛症はストレスで子供も発症するとのことである。 「病は気から」というが、思った以上に精神面と身体面は連動している。 例えばうつ病でも昔はやる気がないなどと思われていたが、実際脳内の神経伝達物質の異常が起こっており、朝起きられないとか全身の痛みなど身体的症状として出てくるりっぱな病気なのである。 現代社会はどんどん複雑化しており、人間がついて行くのがやっとの状態で、精神的に病む人が多くなっている。 この辺で、もっとゆっくりとした時間の創造が大事ではないだろうか。 痛みが治まり、自由に体を動かせるようになったD君(右)と母親 線維筋痛症の痛みに苦しむのは大人だけではない。 神奈川県藤沢市の小学5年生D君(10)は昨年4月、夕方に突然、左足首がずきずき痛み出した。 翌朝も痛みが引かず、整形外科でエックス線検査を受けたが、異常は見当たらない。学校には、松葉づえをついて通った。 次第に右足首と両手首が痛くなった。手が痛く、はしやペンを持てない。松葉づえも使えなくなり、車いすでの通学を強いられた。 横浜市立大付属病院を受診すると、小児科教授の横田俊平さんは、線維筋痛症を疑った。診断基準となる全身18か所の圧痛点を押すと、D君はすべての圧痛点で痛がった。 線維筋痛症の原因は明らかではないが、心理的な要因も引き金になるとみられている。 横田さんによると、線維筋痛症の小児患者には、おとなしくて優しい子が多い。親や教師から言われたことを素直に受け止め、ストレスが多くなって痛みが出ることがあるという。 D君は、手伝いなどを頼んでも断らない性格だ。母親(40)は「昨春、妹が小学校に入学し、何度か『しっかり面倒をみてね』と言いました。それがプレッシャーになっていたのかもしれません」と振り返る。 横田さんは、母親に「リラックスできる環境を作ってください」と話し、薬は処方しなかった。D君は、病気が分かって安心したこともあったのか、1週間ほどで痛みがなくなった。その後、再発はしていない。 横田さんは「あまりストレスをかかえないように育てることが大事です」と話す。 だれもがD君のようにすぐに症状が治まるわけではない。 通常、3~4週間入院し、親は付き添いに来ないようにする。家庭や学校など現在の環境から完全に切り離す狙いだ。入院中は痛みに関する話もしない。 退院後に備え、筋力の低下を防ぐリハビリや院内学級への参加を促す。薬は、緊張を解くために抗ヒスタミン剤にとどめる。 厚生労働省研究班によると、線維筋痛症患者の約5%が子どもだ。横田さんは「線維筋痛症について知らない小児科医も多い。治療指針を作るなどし、認識を高める必要がある」と訴えている。 ◇ 小児の線維筋痛症を診察する主な医療機関(カッコ内は担当医師、敬称略) ◇札幌医大・小児科(横田俊平)(電)011・611・2111 ◇横浜市立大・小児科(横田俊平)(電)045・787・2800 ◇尼崎中央病院・整形外科(三木健司)=兵庫県尼崎市(電)06・6499・3045 ◇鹿児島大・小児科(武井修治、野中由希子)(電)099・275・5787 ※医療機関によっては予約や紹介状が必要。札幌医大は、横田さんが月1回出張診療 [提供:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月24日 06時05分26秒
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