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カテゴリ:疾病
![]() 現在、うつ病で悩む人は多い。 心の風邪と言われるように誰でもがなる可能性があるが、もともとうつ病になる人は、生真面目で責任感が強いタイプの人が多い。 うつ病はいわゆる病気なので、知らないうちに自分の考え方にゆがみが出ていることがある。 それを通常はどのように考えるかを考えてみて、自分の考えがゆがんでいることを自覚して正常にしていくのが、認知行動療法である。 自分は今うつ病で認知がゆがんでいるかもしれない事を自覚し、一般の通常の考え方と比較したうえで、物事を適切に受け止めるようにすることが重要である。 ![]() 広島県内に住む40歳代の会社員Aさんが、自分の心の変化に気づいたのは、一昨年1月。仕事が少しでもうまくいかないと、「おれはダメな人間だ」などと、考えがどんどん後ろ向きになってしまう。何事にもやる気が出ず、ぐっすりと眠れない。 「うつ病では?」。すぐにそう思った。社内で開かれた心の健康についての講座に参加し、うつ病の知識が多少あったからだ。 1か月、様子を見たが、症状が悪化したため、病院の精神科を受診。うつ病と診断され、抗うつ薬と睡眠薬を飲み始めた。しかし改善せず、休職して治療に専念することにした。 妻や一人息子との会話も減った。息子は当時、高校3年生。妻は「進路も相談できないし、本当に大変でした」と振り返る。抗うつ薬は何度も変えた。7種類目になってひと月ほどした一昨年暮れ、ようやく気分が少し良くなってきた。 広島大病院(広島市)のうつ病外来を訪ねたのは昨年5月。休職してすでに1年以上が過ぎ、治療方針についてセカンドオピニオン(別の医師の意見)を得ておきたかったからだ。 「典型的なうつ病。ですが、回復期にあります」。精神科講師の岡本泰昌さんに言われ、納得した。ただ、職場に戻って仕事する自信はなかった。 そこで勧められたのが、「うつ病のグループセミナー」への参加だ。薬は続けながら、同じうつ病の人たちと一緒に、精神療法(心理療法)のひとつである「認知行動療法」を受けるのだという。 「認知」とは、物事の受け止め方・考え方のことだ。例えば、街ですれ違った知人にあいさつをしたのに、反応がなく通り過ぎた、とする。 その時、「私を嫌っている」と否定的な考えで受け止めると、いやな気分になる。しかし、冷静になれば、「車の通りが激しかったから、私の声が聞こえなかったのかな」とも考えられる。それなら、気にならない。 このように、同じ事柄を体験しても、認知の仕方によって人の気分は大きく左右される。心の病気になる人は、否定的な方向に認知が偏ってしまっている場合が多い。そこで、認知の方向を修正する考え方を身につけ、適切な対処方法(行動)を学んで自信を得ていく。これが認知行動療法だ。 「何としてでも病気を治し、復職したい」 Aさんはセミナーへの参加を決意し、昨年5月下旬から週1回、この治療法を受け始めた。 【つらい気持ちにさせる考え方のクセ】
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