私はもともと肩こり症であった。
若い頃は嫁さんによく揉んでもらっていた。
35歳の時、夫婦でテニスを始めて依頼、まったく凝らなくなった。
しかし最近は所属のテニスクラブがつぶれた事もあり出来ていないのだが、再びその凝り性が戻ってきた。
最近は週一ペースで会社の近くのクイックマッサージで15分やってもらっている。
大変気持ちがよく、確かにやったあとは上半身がスッキリとする。
血行がよくなっているのであろう。
15分で止めているのは、大体それ以内で寝てしまうからである。
下記の方法は自力で只なので大変お薦めである。
日本人にとって最もポピュラーで、国民病ともいえる「肩こり」。この「肩こり」という言葉がはじめて使われたのは、明治時代の文豪、夏目漱石の小説「門」であるといわれています。
神経や内臓の様々な疾患が原因になって「肩こり」が起こることもありますが、最も多いのは、肉体疲労や精神ストレスによって起こるものです。
そのような「肩こり」を改善するには、次のツボが効果的です。
■とっておきのツボ
(1)天柱(てんちゅう):後頚部の「ぼんのくぼ」(後頭部から首すじにかけての中央のくぼんだところ)の横で、縦に走る筋肉(僧帽筋)の外側にあります。
(2)肩井(けんせい):肩の上で、乳頭線(乳首から垂直に引いた線)と交わるところにあります。
(3)肩外兪(けんがいゆ):第1胸椎(きょうつい)と第2胸椎棘突起(きょくとっき)の間から外側に指幅4本分のところ。肩甲骨の上部にあたる骨の内側にあります。
(4)膏肓(こうこう):第4胸椎と第5胸椎棘突起の間から外側に指幅4本分のところ。肩甲骨の内側にあります。
【指圧のコツ】
(1)頭の後ろに両手をまわし、中指で「天柱」を押さえます。頭を後ろに傾け、中指に頭の重みをあずけ、左右にゆっくり頭を動かして刺激を加えると一層効果的です。
(2)左右の「肩井」を片側ずつ刺激します。右ひじを前に張り、指を肩に乗せると、左の「肩井」に中指の先端が当たります。この中指で前後にしごくようにもみます。
(3)「肩井」に置いた中指を後ろにずらして「肩外兪」に当て、「肩井」と同様に刺激します。反対の手でひじを固定するとやりやすいでしょう。
(4)「膏肓」は自分で指圧するのは難しいので、うつ伏せになって家族や親しい人に押してもらってください。
上に挙げたツボの付近を指先で探ると、コリコリとした固まりに触れることがあります。その固まりを指でグーッと押さえたり、ゆっくりもんだりして、こりをほぐします。
「51円」でできる、びっくり効果の治療法を紹介しましょう。使うのは次の2つのツボです。
(1)後谿(こうけい):拳(こぶし)を握ってできる小指側のしわの頭にあります。
(2)公孫(こうそん):足の内側の、親指の付け根から内くるぶしに向かってなで上げて指が止まるところにあります。
方法は簡単。セロハンテープなどで右手の「後谿」に50円玉、左足の「公孫」に1円玉をはったまま、30分程度横になっているだけです。この治療で、肩こりだけでなく全身の症状が楽になることもあるでしょう。ただし、左右を間違えないように注意をしてください。
東洋医学における根本治療は、「経絡(体内を走る気血の通り道)の異常を調整すること」です。肩こりを訴える人は督脈(とくみゃく)と衝脈(しょうみゃく)と呼ばれる経路に異常を起こしていることが多いため、督脈を整えるツボである後谿、衝脈を整えるツボである公孫を同時に使うことで、根本治療ができるわけです。
(注)肩こりの原因が、このタイプの経路異常ではないことがあります。そのような場合は、この治療法に効果は期待できませんので、先に挙げたツボ指圧で対応してください。まれにですが、逆に肩がこることがありますので、その場合はすぐにコインを取りはずしてください。 | | |
| 肩こりは、筋疲労、精神的緊張、自律神経の影響など、いくつかの原因が複雑にからみあって起こります。隠れた病気(未病)を知らせるサインになっていることがあり、肩こりを軽いうちに解消することが、大きな病気を未然に防ぐことになります。規則正しい食事、十分な休養や睡眠をとり、上手にストレスや運動不足を解消して、肩がこらない生活を心がけることが大切です。 [出典:ヤフーヘルスケアー] |