運をよくしていくためには、どんな人とつき合えばいいのか? ~強運の探求その㉕~ (2024年1月5日記事)
運がいい・悪いは、その人の人間関係や人脈の質で決まると言います。それは、いい運も、悪い運も、人によって運ばれてくるからです。 「水は方円の器に随い 人は善悪の友による」 という言葉があります。水は形を持ちません。ですから、水は四角なら四角、丸なら丸の器にしたがって自在に形を変えます。これと同じように、人間もつき合う人や環境によって、よくも悪くもなるという意味です。 では、運をよくしていくために、どんな人とつき合えばいいのでしょうか? 今回は、運を向上していくときに関わる人づき合いを見ていきましょう。 ライバルとメンターの存在ここでは、運をよくするための2つの存在を見てみましょう。それは「ライバル」と「メンター」の存在です。 まずは「ライバル」の存在です。ライバルの存在は、人を成長させます。ライバルとの摩擦や葛藤があることによって、人は成長するのです。ライバルと競い合い、それに打ち勝つことで、人は成長し、器を大きくしていきます。 もう一つが「メンター」の存在です。メンターとは、人生を導いてくれる先生、師匠のことです。運のいいメンターであれば、そのノウハウやスキルを学べ、運の活用法も教えてくれます。物事を習得していくプロセスとしては、一度やったことある人に教わるのが、一番効率的だと考えられます。 メンターは、上から引っ張り上げてもらう運です。それだけでなく、友人・同僚といった、横から支えてもらう運や、後輩・年下の人などの下から持ち上げられる運もあります。理想は、上、横、下からの運やサポートを得ることです。 また、運を持続させるためには、ライバルが挫けそうになったとき、手を貸してあげることです。ライバルを助け、再び切磋琢磨していくのです。よき運のために、ライバルの存在と、上、横、下の三方向の存在を少し意識してみましょう。 運は人が運んでくる「人に与えた幸運はめぐり巡って返ってくる」と言われています。「情けは人のためならず」という言葉もあります。人に情けをかけるのは、人のためばかりではなく、自分のためにもなるという意味です。 私たち人間の脳は、ミラーニューロンの働きによって、相手の喜びを自分の喜びのように感じとります。たとえば、「相手が喜んでくれた」「相手からありがとうと言われた」とき、人間の脳は、報酬系が刺激され、脳は大きな喜びを感じているのです。じつは、相手が喜んでくれたとき、自分も喜んでいるのです。 「人のために」と、あなたが心がけていることを、まわりはちゃんと見ています。だから、あの人に恩返ししたいと思う人が出てくるのです。それが、定期的にチャンスになったり、情報が回ってきたり、お金になったりと、「運は人が運んでくる」という仕組みになるのです。 たくさんの人をサポートすると、運気を上げられます。誰かを喜ばせたり、誰かを幸せにしたり、誰かを感動させたり、人から感謝されたりすると、人からエネルギーをもらえるのです。おたがいさまの精神で、助けたり、助けてもらったりしながら、廻っていくのが世の中なのです。 いかがでしょうか。今回は、運を向上していくときに関わる人づき合いについて見てきました。 運のいい人は、いつもまわりに人が集まっています。人がたくさん集まるところに運気は集まるのです。「人×人×∞」というのが、運を集める方程式です。人の力を借りることが、運気アップの秘訣なのですね。そのためにまわりの人を大切にし、まず目の前の人を笑顔にすることをしてみてはいかがでしょうか。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。【参考文献等】強運を呼び込む51の法則 (だいわ文庫) [ 本田健 ]価格:770円(税込、送料無料) (2023/12/3時点)楽天で購入運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式 [ 松永 修岳 ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2023/12/5時点)楽天で購入・いい「ことわざ」はいい人生の案内人 / 大島清【著】・櫻井秀勲の書斎(YouTubeチャンネル)・「運」の探求 その④ ~「運がいい人の人間関係」~(2021年10月12日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪