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創生陸玖の『Learning Journey』

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2024/01/12
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カテゴリ:生き方・人生論

「欠乏感」「空虚感」「比較」「執着」といった言葉について、前回、前々回と調べてまとめてきました。おもに参考にした本が、『新訳 お金と引き寄せの法則』です。この本のエイブラハムがいうには、こういった感情が出てくるのは、その原因があるといいます。今回は、「人生が思うようにいかないときの問題点」というテーマを中心にして、その原因を考えていきたいと思います。

 

なぜ、非生産的な思考や感情が出てくるのか?

人生が思うようにいかないとき、人は、「自分以外の何かが邪魔をしているせいだ」と思い込むようになります。望まない状況を何かのせいにしたほうが、責任を自分で負うよりも、楽なのです。

 

しかし、うまくいかないことを自分以外の何かのせいにすることは、大きな悪影響があります。それは、「自分で変化を起こす力を失ってしまう」ということです。

 

「自分が望んでいること」と「何かが間違っていること」というのは、あなたの心の奥深くではわかっているものです。ですから、この間で起こる違和感は、「望むものが手に入っていない」という自分の意識を刺激します。

 

それが、「嫉妬」「憤り」「自己批判」など、非生産的な思考を生み出すのです。これは、自分が望むものが手に入っていない状態を、心地悪く感じているからです。

 

人間にとっての心の毒とは?

望むものが手に入っていないという違和感は、非生産的な思考を生み出します。そして、怒り、嫉妬、嫌悪などのネガティブな感情を生み出し、それを長時間放置していると、病気を引き寄せることになります。空元気のような上滑りなポジティブ感も、見るべきことを見ていない人から出てくる感情です。

 

人生が思うようにいかず、自分以外の何かが邪魔をしているせいだと思う人は、怒りの感情が出てくるでしょう。それは、自分以外の外の世界を、無理矢理コントロールしようとしているようなものです。けれども、それは「望まないこと・叶っていないこと」について考えているだけであり、ありのままを受け入れず、抵抗や間違った自己正当化していただけなのです。

 

また、人の機嫌や、人の評価・尊厳などの、「周りの基準」に重きを置きすぎていると病気を引き寄せてしまいます。「やらなきゃ」「やるべきだ」と、義務感で行動すると、脳の苦痛系が働きます。すると、「一回見直して」と行動にブレーキをかけるために、病気などを引き寄せます。「べき」の裏側には、不安や怖れが隠されており、アクセルとブレーキが同時に踏まれた状態なのです。

 

他にも、長期間、たくさんのことに文句・不満を言っていたり、自分は劣っている、自分は価値がない、自分は欠けているといった無価値感や、まだまだダメだという罪悪感といった感覚などが、望まないことに意識を向けている状態になります。「わざわざ自分で成功を遠ざける人なんていない」と誰もが考えますが、望むものを遠ざけているのは、結局、自分自身なのです。

 

人生が思うようにいかないときの問題点

本来、人は、健康でいるようにできていて、成功するようになっていて、成長する存在です。なので、病気になったり、失敗について考えたり、停滞したりすることは、心地悪く、耐えがたいものなのです。そのため、不快感というものは、「何かが大きくずれていること」を教えてくれるパワフルな指標になります。それは「何か問題がある」ということを教えてくれているのです。

 

人生が思うようにいかないときの問題点は、本当の自分と調和していないことです。幻想や毒にとらわれる理由は、本来の自分と調和していないことです。外側で問題が起きているのではなく、問題はあなたの内側で起きています。そして、あなたの内側にあるものはコントロールできます。コントロールするために、「感情」のガイダンスシステムを理解するのです。

 

あまりにも受動的な人

いかがでしょうか? 今回は、「人生が思うようにいかないときの問題点とは?」というテーマでお届けしてきました。

 

人生の中で、「なんだかうまくいっていないな……」と思うときもあるでしょう。それは、エイブラハムから言わせれば、「本当のあなた」「望みや拡大した自分自身」とつながっていないからだといいます。そして、常に一貫して働く「宇宙の法則」と、調和していないからだともいいます。

 

「他人との無意味な比較」「人の目、人の反応を気にしすぎる」「べき・ねばならないに縛られる」「他人のせいにしたり、他人軸で生きる」などは、ときによって人にネガティブな影響を与えます。それが、人生の不具合を起こすのです。

 

ハイデガーは、人間のあり方を「本来性」と「非本来性」の2つに分けました。本来性とは、いつかはやってくる自分の死を自覚し、その日が来るまで、自分らしい生き方をすると決意している人です。

 

たいして、非本来性とは、日常の出来事に気を奪われ、世間の中に埋没し、みんなと同じ意見を言い、同じ行動をする誰でもない人です。ハイデガーは、非本来性を生きる人間を「世人(ダス・マン)」と呼びました。

 

「誰でもない人」というのは、自分の人生に責任を持っていない人なのではないでしょうか。誰かのせいにした方が、気持ちは楽かもしれません。けれども、はたしてそれは、いい生き方と言えるのでしょうか。

 

あなたは、ハイデガーのいう、「本来性」を持っていますか? それとも「非本来性」を持っていますか? 受動的に生きるのではなく、能動的に生きることも意識してみたいですね。

 

 

それでは読んでいただき、ありがとうございました。






【参考文献等】




・Ken Honda 本田健(YouTubeチャンネル)



・無意識の反応パターンとは? 【後編】(2021年11月27日記事)

・「自分の進む道」に気づくときとは(2022年12月9日記事)












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Last updated  2024/01/12 07:30:08 AM
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