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カテゴリ:映画
ホスピス所属自宅待機状態の母、1週間に2回近くの老人福祉施設へデイケアーに出かけ、おしゃべりをし、お風呂に入れてもらい、昼食後ベットで休ませてもらって、我が家での退屈を解消している。 私はというとその日は「鬼の居ぬ間に命の洗濯」とばかり、散歩・買い物に出かけ、ストレス発散。 先週のある日、母が出掛けた後横浜の映画館で「大鹿村騒動記」を見ようと、前日から密かに画策していた。だが当日の朝、「なんだか胸が苦しいような気がする」の一言。 そういえば看護師さんが「肺への空気の取り入れが悪くなっている」と言っていたなあ。 デイケアーはお休み、しばらく様子を見ることに・・。 映画館への逃避は儚く萎んで行った。 そんなこんなでこの頃は有料ヘルパーさんが頼めない時は家から出られないことが多い。 で、どうするか。 そうです。DVDをしこたま借りて来て見る。 我が家は42インチテレビの映画館に早変わり。 「シンシアのいる街」フランス・ストラスバーグ むかーし「ベニスに死す」を見た時のカメラワークに似ている。あれ綺麗だったなあ。 「彼女の消えた海辺」トルコ おお、怖い怖い。1つ嘘つくとその嘘を隠すために嘘が広がる。 「君を思って海を行く」クルド難民の話 あの少年にドーバーを渡らせたかった。対岸に見えていたのは行ったことのあるセブン シスターズの白いギャップを思い起させる風景。 「シチリア、シチリア」イタリア 長ーい、長ーい1人の男の人生を平たんに追って行って、平たんに終わるんだと思った ら、違っていた。 英語を話さない、吹き替えのない、ただひたすら字幕を追う映画達。 「ブラック・スワン」これは英語有り 観客を身動き出来ないほど集中させる映画だ。 「メッセージ」 普通。たぶん内容を忘れちゃうだろう映画。 どーんと重い社会派映画は好きです。 そういえばDVDばかり見ていて月見してない。 ホスピスに飾ってあったお月見飾り。 だんごは何処だ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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