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テーマ:楽天写真館(354997)
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ディナーの次はダンスパーティで締めた結婚パーティから帰った次の日、ジェナに会った。 ジェナは今回結婚したリナよりも4年も前にリナと同じ大学から我が家にホームステイした学生だった。今はもう2児の母である。 前回ポートランドに行った時も彼女に会っている。 昨夜の結婚式の余韻も冷めやらず、ゆっくり起きて、ホテル内のカフェでコーヒーを飲んでいると、2人の子供と会いに来てくれた。 子供たちと一緒に車でネイチャーパークへ。 ホテルから8分ほどの所に自然の森をそのまま保護区にした森林パークである。 うっそうと茂った森の中を歩く。 ポートランド郊外には森を切り開いて住宅地を作ったその間にもところどころ深い森を残してあるのだった。日本のように木をすべて切って宅地にして新たにその間に木を植え直すのではなく、森や林や自然の木を残したままその間あいだに住宅を建てて街にするのだから家々が木々に埋もれるように建っている理由がわかる。 子供たちと巨木の茂る森の中の木道や池の周りをところどころに有る説明版をkども達と読みながら歩く。 ジェンナが暑い暑いと言った。「そう?日陰はこんなに涼しいのに」日本よりずっと涼しい。 私たちが会ったのは日曜日、その週の金曜日と土曜日の2日を掛けて広いオレゴンの中央にある富士山に似た高い山のオレゴンのシンボル、マウントfoodから、東の果てのオレゴンコーストまでのリレーマラソンが有って、ジェナはそれに参加するのだと言った。 「Food to Coast」197マイルのイベントだ。 子供たちと散歩してホテルに送ってもらい、マラソン頑張ってねと言って別れた。 4日後、ジョイスとウイリーがオレゴンコーストを隣のワシントン州から南へ南へと下るドライブに連れて行ってくれた。 その時偶然、3番目に訪れた海辺の観光地で土曜日にジェナが走ってゴールするであろうファイナルポイントを準備している光景に出合ったのだった。 木曜日に私は、その時撮った写真をファイスブックに載せマウントfoodの麓のテントでスタンバイしているであろう彼女にエールを送った。 「Jenna,Are you ready?」そして197マイル離れた山から彼女が返信して来た。「I am ready」 そしてその瞬間、ただの観光地の風景が、忘れられない特別な思い出の海の風景になったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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