カテゴリ:大仏・般若心経・寺社
京都から奈良へ、そして、更に南へ下がっていくと、 山裾の農村に、大神神社(おおみわじんじゃ)がある。 神道には、その昔、拝殿もなければ、神殿もなかった。 人々は、自分たちが神と思うものを拝んでいたからだ。 大神神社の「神」は、その後ろにある、三輪山。 画像は、いわゆる神社だが、神殿ではなく、拝殿、すなわち、祈りを捧げる場所であって、 神(が存在するの)は、拝殿の後ろにある、三輪山だという。 典型的な原始的神道を保っているのだ。 神殿に神を置き、そこに人々を呼ぶのではなく、 遠くからでも、近くからでも、三輪山を崇めて掌を合わせるのが、信心、という考えだ。 で、今は、この神の山に登ることができるという。 今回の旅行の目的のひとつは、三輪山に登るということだったのだが、 麓の社で、30分以上、迷っていた。 神の山に、土足で踏み入っていいのだろうか・・・・・と。 結局は、入山せず、登山せずに、帰ってきた。 神の山に入る・・・私には、できなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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