カテゴリ:マスコミ
ネットニュースから 嵐の季節になると気になる日本語がある。 それは「寸断」。 画像のネットニュースの見出しにも、 「道路が数十メートル寸断」とあるが、 この表現はないだろう。 寸断とは、読んで字のごとし。 一寸刻みにバラバラになるどこだ。 台風などの崖崩れで、道路が寸断された、というニュースがあるが、 一カ所の崖崩れで寸断とは言わない。 いや、2カ所、3カ所でも、寸断と言うのは正しくない。 何カ所なら寸断なのか・・・私が決めることではないが、 5キロメートルの間に、10カ所崩れたら、寸断と言っていいだろう。 画像のニュースは、先日の土砂崩れの発生点。 道路が崩落しているが、一カ所だけだ。 大きな熊手で引っ掻いたように道路が何カ所も崩落したなら寸断だが、 この一カ所で寸断と言うのは間違いだ。 この間違いはかなり以前からある。 ニュース画面には出てこない崩落箇所があるのだろう・・・ と「寸断」の使い方を忖度していたのだが、 今回のニュースで、マスコミの多くが間違っていると分かった。 こう書いていると・・・、 私の知識が間違っているのかも・・・ と、心配になるほど「寸断」がまかり通っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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