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能登の手染め日記

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May 7, 2007
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カテゴリ:染色

先日、某新聞社の取材を受けたときに、
「草木染を行う理由」という質問で「目の前に染まる草があるから」と答えたが、もひとつ脳裏に浮かんだことが言葉として出てこなかった(--;

そのフレーズが、「草木染は、染色の古典」。

今日、思い出した(笑)
だからどうなの?と問われそうだが、今のことを理解するには古典を学ぶと更によく分かる・・・ということが、染にも言えるかもしれない(笑

仕事の注文の場合は依頼主に気に入ってもらえる方向に全力を尽くすのは当然のこと。その一方、自分の世界を探すときには、他人の目や言葉をまったく意識しないで無謀とも言える技法に挑戦したりもする。

そして、思うのだ。
『古典にも、伝統的技法にも、はじまりがあった』のだと。

ローケツ技法による草木染。木綿布にゴバイシ、2000年頃の作品。

ふわり-01.jpg
『ふわり-01』


ふわり-02.jpg
『ふわり-02』

けっこう自分では気に入っているのだが、見た人は怪訝な表情をすることが多い作品だった(^^;






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Last updated  May 7, 2007 09:31:28 PM
コメント(6) | コメントを書く


■コメント

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Re:草木染は、染色の古典(05/07)   つるまる5 さん
なかなか味のある作品ですね。って若造の私が言うのもおこがましいですが・・・。でもすてきですよー。 (May 7, 2007 10:25:31 PM)

Re[1]:草木染は、染色の古典(05/07)   notonote さん
つるまる5さん
若い人に、そう言ってもらえるのは凄く嬉しいです。
どのくらい若いかは分かりませんが(^^
(May 8, 2007 12:09:52 AM)

Re:草木染は、染色の古典(05/07)   kunshiw さん
染めならではの また綿だからこその やさしいグラデーションと繊維の自然なストライプにより涼感を増していて 山と雲と太陽(月)の造形的な表現がステキですね
タペストリなのでしょうか?
額装して飾ってもオシャレですね (May 8, 2007 09:05:17 AM)

ゴバイシ   M-Crimson さん
植物でこんなメタリック調のシルバーが出るとは驚き!
図形内で均一な濃淡に収まり、外に滲まないのですね。
若い私も好きですよ~(笑)

(May 8, 2007 09:49:44 AM)

Re[1]:草木染は、染色の古典(05/07)   notonote さん
kunshiwさん
やっぱり山と雲と太陽に見えますか(^^
染めは布の素材そのまま見えるのも魅力です。
これは額装で25×35cm程度の大きさですが、機会があれば90×180cmくらいの大きさでタペストリーに染めたいものです(笑
(May 8, 2007 09:59:22 PM)

Re:ゴバイシ(05/07)   notonote さん
M-Crimsonさん
モノクロのグラデーションがメタリック調に見えますね。
染色は決めた位置に色を止めるために技法が発達したようなものですね。
ん~~~同じくらいに若いかな~(笑
(May 8, 2007 09:59:47 PM)


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