クトゥルフとシノビガミ、どちらが合っているのか
こんにちは。途中で消えてしまって書く気が若干削られて間が空きました。今回は、シナリオを書く時クトゥルフとシノビガミの違いについて書いていこうと思います。私は主にクトゥルフかシノビガミで書くことが多いので、どちらかという書き方をしていますが、人によってはインセインとかダブルクロスとかフタリソウサとか、場合によってはマーダーミステリーとかフィアスコとかいろいろあります。簡単に重要な要素を2つほど書きたいと思います。①世界観プレイする、シナリオを作る上で第一に大切だと言われることが多いのが世界観です。私はあまり世界観は重視しない(無視するw)タイプなので、そこまでこだわりませんが、大きくジャンルとして捉えていますね。クトゥルフはコズミックホラー、SFホラー、クリーチャー相手のホラー、を作りたい時に向いています。あとは情報を小出しにして真相に迫っていく、脱出するという内容が書きたい時に向いています。クトゥルフは前提として、プレイヤーは全員協力する関係にあります。なのでプレイヤー同士が対立する話には向いていません。対してシノビガミは、前提として忍びの者の話です。またシノビガミは戦闘行為推奨ゲームで、プレイヤー同士が対立することもできるゲームとなっています。戦闘メインのシナリオ、プレイヤー同士の関係性に隠された謎がある、プレイヤーの中に敵がいる、などしたい時には、シノビガミが向いています。あとは所属組織の確執や妖魔との関係に心惹かれることでしょう。クトゥルフは応用性が高い作品なので、クトゥルフでも同じものを表現できますが、クトゥルフでするとなると超大作になる可能性もあるので、シノビガミだとお手軽という良さがあります。またクトゥルフだとプレイヤーキャラクターは、一般人でなければいけないので、プレイヤーキャラクターが超能力を持っている前提のシナリオはシノビガミの方が良いと言えるでしょう。②システム次に大切だと思われるのがシステムです。私の場合は、世界観よりはこちらの方が大事かなと思います。システムと言うと「プレイヤーキャラクターの能力システム」と「シナリオの流れシステム」がありますが、ここではプレイヤーキャラクターの能力システムのことを中心に書きます。プレイヤーキャラクターの能力システムは、判定システムとか技能システムとかのことです。クトゥルフは結構自由で、技能に関してもプレイヤーが作ることが可能ですし、判定を行わせる方も様々な技能を使わせるということが可能です。また、クトゥルフは判定を行うポイントというのが決まっていないので、そういう点でも工夫ができます。逆にシノビガミは判定にあまりバリエーションがないので、そういう点を考えなくても良いというのがメリットでしょうか。また、シノビガミではシステムとしての「感情」を絡ませるシナリオがかけるのが良いですね。「感情」をPC同士で持つことは、クトゥルフでは行わない行為ですし。今回はこのくらいにします。また次回。