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家曜日~うちようび~

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2021.11.28
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 今年の五月のことになる。

 僕の直属の部下から、会社を退職したいとの相談があった。

 またか、という気持ちだった。

 その部下は、とても優秀なやつだった。

 僕は彼の将来を期待していた。

 ここ十年、役職上、新入社員の育成などは、僕が社長から仰せつかって全て行ってきた。

 非力ながらも自分なりに懸命に力を注いできたつもりだ。

 ところが新規も中途も、研修期間を終え、ぼちぼち現場に出始め、やっと即戦力になる! 

 という時期になると、大半の社員は何故か退職してしまう。

 辞めて行く者は辞めて行く。ただそれだけのこと。

 そう何度も自分に言い聞かせるが、どうしても僕はそこまで開き直れない。

 手前味噌かもしれないが、僕は人材育成に関しては、悪戦苦闘しながらも頑張ってきたつもりだ。

 だから僕は社員が辞めてしまう度にとても辛らかった。

 多くの若手社員一人一人を見送る度に自責の念に苛まれた。

 自分の力不足だったと猛省した。

 心が削がれるように痛かった。

 その時も、退職を希望する理由を何度も尋ねたが、彼は頑として口を割らなかった。

 誰かを陰で悪く言うとか、そういうレベルではないのだが……。

 企業の今後の為に、人材育成の改善の為に、知りたい情報なのだ。

 是非教えて欲しい。どうか教えて欲しい。と何度も頼んだが、彼は何も言わなかった。

 僕があまりしつこいので、やや半ギレで「察して下さい!」と最後に言った。

 彼は、その明確な理由を僕や社長に伝ぬまま、会社を退職してしまった。

 その後、彼の退職の理由が、僕の指導法であったと、僕は人づてに耳にした。

……それならそうと、正直に言ってくれればいいのに。

 更には、長らく僕が独自で行ってきた若手の指導法は、実は社内では賛否両論があると知った。

……それならそうと、誰か早く言ってくれればいいのに。

だったら誰かが代わりに先頭に立って人材育成をして下さい。僕が全力でサポートします。

 情けない話。僕はやりきれなくなってしまった。

 もう、若手の育成などしたくない。懲り懲りだ。そう思った。

 僕はこれまでたくさんの社員が退職して行くのを見送ってきた。

 見送られる者に共通して言えるのは、彼らはいつも爽やかだということだ。

 なぜに、退職する者は、あんなふうに爽やかなのだろう。

 なぜに、見送られる者は、いつだって正しいのだろう。

 みんな、まるで憑き物が取れたみたいに、すっきりとした顔で、

「退職の理由は?」と尋ねれば、堂々と僕の目を見て、知ったようなことを言いう。

 世の中を悟ったようなことを言いう。

 社会の真理を喜々として述べる。

 僕は思う。だったらこの会社から去った者たちで、こぞって起業してみせてくれ。

 君たちの発言が正しいのであれば、きっと瞬く間に大企業だ。

 毎年国から表彰される、真っ白ケッケのホワイト企業だ。

 社員たちはみんな愛社心に溢れ、不正も、派閥も、いじめもない、ユートピアの誕生だ。

 それにひきかえ、見送る者の惨めさ、これは何だ。

 なぜに、見送る者は、いつも申し訳ない気持ちでいっぱいなのだ。

 見送る者は、いつも伏し目がちで、もごもごと、伝えたいことの半分も言えず。

 なぜに、新しい世界へ旅立っていく君たちの後ろ姿を、羨ましく見ているだけなのだ。

 残った者たちは、君たちが去ったあとも、同じ会社の同じ机に向かい、

 変わり映えのしない業務を続けなければならない。

 やりたくない仕事もやらなければならない。

 下げたくない頭も下げなければならない。

 自らの手を汚さねばならない時もある。

 去る者に、残る者の気持ちが分かるかい?
 
 見送られる者に、見送る者の気持ちが分かるかい?

 長年、様々な退職者を見送ってきた者として、今度ばかりは、しばらく引きずってしまった。

 でも僕は考え直した。

 僕と一緒に、この会社に残っている者たちも沢山いる。

 見送る者たち。

 残った者たち。

 僕たちは何も間違ってはいない。

 旅立った者たちの物語は一旦そこで終わる。

 でも残った者たちの物語はずっとずっと続くのだ。

 僕は、見送る者たちの終わらない顔が、好きだ。

 下を向くな! 

 胸を張って前を向け! 

 これからもずっと、旅立った者たちに、僕たちの終わらない顔を見せて行こう!

 この年の瀬の始まりに、そんな風に、やっとこさ決意したのである。

 
 ※ ※ ※ ※ ※


 ブログ、気まぐれに、再開しました。

 すんません。


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最終更新日  2021.11.28 21:28:23


2021.10.27


 キリストにはユダ。釈迦にはダイバダッタ。なんて言葉が昔からあるっす。

 要するにその者に苦難や災いを与える存在のことを揶揄する言葉だ。

 裏切り者。背信者。加害者。プレッシャー。ストレス。どうしても相交われない存在。

 あなたにとってのユダは何? ダイバダッタは誰?

 まあ、仕事で、家庭で、友人関係で、そりゃあ、ユダやダイバと相交わらないにこしたことはないが、

 だがしかし、あくまで僕のばやい、これまでの人生を振り返ってみると、

 自分にとってのユダやダイバが、容赦なく苦難や激務を与えてくれた時期が、

 自分の人生の転機や躍動期と重なっているという事実は、これ否めないのである。

 人が著しい成長をしている時期って、その周りには何かしらのユダやダイバの存在があるものっす。

 ユダは、自分が生涯をかけて漠然と求め続ける答え、その答えを解く算式の手がかりを与えてくれる。

 ダイバは、相手に嫌われ疎まれながら、その相手の内面に潜む諸悪をあからさまに炙り出してくれる。

 汝の敵に熱烈キッス。汝の敵に心よりの感謝を。

 ま、十分に感謝した上で、徹底的に戦えばよい。完膚なきまでにフルボッコにすればよい。


 だから僕は、どちらかと言うと、嫌いな人や苦手な人が職場にいても、ごく普通にしゃーしゃーと仕事が出来るタイプです。

 ちなみに僕は決して強い人間じゃないっすよ。そもそもは弱い人間の代表みたいなヘッポコ野郎です。

 ただし、相手のことが、嫌いだから、苦手だから、仕事が上手く行かないという結果も、そりゃ確かにありますが、

 相手のことが、嫌いだから、苦手だから、まったく違う人間だから、距離を取りたい存在だから、

 時にとんでもない化学反応で、仕事がすこぶる上手くことがある。経験上そのことを知っているだけです。

 故に、そういった優秀なユダやダイバと出会った時は、泣きたい反面、内心ワクワクしている自分がいます。


 家庭も同じなり。

 軸の部分では絶対に相交われない者同士が協力するからこそ、家庭経営は上手く長く続くのかもしれません。

 汝の敵に熱烈キッス。汝の敵に心よりの感謝を。

 キリストにユダ。

 釈迦にダイバダッタ。

 そんでもって、これからも、Q輔にはU子なのであります。






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最終更新日  2021.10.28 10:53:46
2021.10.24
​​



我が家のアイドル、フレンチブルドックのウリちゃん、今日が三歳の誕生日。


ウリ。ちゃんちゃい。






おめでとー!

あじがとー!

べろちゅー!

ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ……






おめでとー!

あじがとー!

べろちゅー!

ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ……






​ そち。


 そちは、かわゆきものよのー。


 そち。


 ちこーよれ。ささ。ちこーよれ。


 

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最終更新日  2021.10.24 19:23:24
2021.10.16


 妻の竹細工の途中経過を報告いたしますれば。

 竹細工初めてから半年以上は経過しとるっっちゅうのに、いつ出来るんだよ、いつよお、って話。

 こちらはいよいよ処女作として完成する間際であろう二作品。

 正直なんぼほどの時間と労力を費やしとんじゃいって話っす。

 いやはや、伝統工芸って、地味に過酷なんすね。感服っす。




 これは、妻がお気に入りのパン屋さんで購入している食パンを入れる為の籠になるそうです。

 この裏側の、何や知らん、この辺りが、まだ不十分なのだそうです。へー。




 こちらは、手さげカバン兼リュックサックになる予定の物体だそうです。

 持ち手の部分を補強して、全体的にあちこちまーちょこっと補強して、

 更に肩に掛けられるようなアイテムを施し、

 尚且つ革細工を施して作品としての精度を上げるとか、はたまた上げないとか。




 僕がブログ用の写真を撮ろうとすると、

「あ、ちょっと待って、ここが気になるでかん! ここ、ほつれてる! ここ、全然ダメだて!」

 と、ちょこちょこ邪魔しよる。僕としては、どこの何が駄目なのか、さっぱりわっかーへん。

 さてさて、完成はいつになることやら。

 まあ、ここまで来たら最後までマイペースで参りましょう、ディアU子ちん。




ほら、ごらん! 愛犬、ウリぴゅるも、無愛想ながら、応援しとりまっする!



……だりー。(BY ウリぴゅる)



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最終更新日  2021.10.16 21:26:29
2021.10.12


 リビングにおわすは、無印の空気清浄機。

 行き着くところ、家電は見た目が全て。シンプルがいい。

 たぶん一年前ぐらいとか、もしくは二・三年ぐらい前ぐらいからあると思う。ははは。


U子さんが紹介してます。↓



 うちの長女は、なっかなかの花粉症なのです。

 故に、年がら年中、清浄機は稼働しとりまっし。

 もともと僕の家系にも、妻の家系にも、重度の花粉症の者はおらんのだけどね。

 ちなみに、次女は、今んとこ症状なし。

 妻は、もともと平気な質だったが、最近花粉の酷い時期になると鼻がぐずぐずするようになったらい。

 僕は、生まれてこの方、じぇんじぇん症状無し。

 スギ花粉がパッフパフ舞う森林を散歩していても、じぇんじぇん平気。鼻水ひとつ垂れやせん。

 まあ、こういうのは、遺伝とか関係ないみたいね。

 長女は、随分前に耳鼻科に診てもらって以来、毎日薬を飲んでいる。

 なんか、体に花粉への耐性をつける薬を、三年ぐらい飲むらしいよ。
 
 とにかく、大変そうだ。この言葉に尽きる。

 てか、花粉症って、あれでしょう? 

 現在たまたま平気な人も、いつ何時発症するか分からんっちゅうでしょう?

 僕なんか、歯痛とか、微熱とか、寝不足とか、

 まわりからしたら、日常生活でしれっとやり過ごすべき、ちょっとした体の不調であっても、

 その症状に逆らえず、一日中ぐわんぐわん振り回され放題に振りまされてしまう、

 そんな悲しき非現代人、生粋のウホウホ原始人でありますれば、
 
 正直言って猛烈に花粉症が怖い。怖えーよ。怖えーんだよ。

 ああ、神様、仏様、あらゆる祈願に値する神々、どうか僕だけはこのまま発症しませんように。

 いつも鼻をぐずぐずさせている長女を見守りながら、

 そうなふうに、心中こっそり祈っているのである。




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最終更新日  2021.10.12 21:40:33
2021.10.10


 長野県にある奈良井宿をぶらぶらしてきましたよ。

 妻籠・馬籠よりも派手な観光化があまりされていないだけに、ディープな宿場町として実は今密かに人気です。

 ちゅーわけで今回は僕が道すがらスマホで撮影したヘタッピ写真を、細かな説明分なしで、とことんお見せしたいと思います。

 街並みの良さって、大自然の風景写真と違って、一枚や二枚の写真では、その雰囲気をなかなか伝えきれないのよね。












































































 古き良き宿場町の雰囲気や、そこで生活している人々の息づかいのよなものが、少しでもお伝えできれば、これ幸い。

 じゃまたねん。


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最終更新日  2021.10.10 23:04:10
2021.10.07
​​

 
とあるデパートのガス機器販売スペースで見つけた食品サンプル。



チャーハンの量、
​​
尋常じゃねえ。


 




​チャーハン、

昇り龍の如し。


……いくら何でもあり得ないよね。

……サンプルじゃなかったら、この後大惨事だよね。

これ作ったサンプル職人、

製作中にガーッっとテンション上がって歯止めがきかなくなっちゃたんだろうな。

分かる分かる。そういう時って誰しもある。

てか、展示に至るまでに、誰か指摘せーよ。


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最終更新日  2021.10.07 20:58:59
2021.10.05

 
 妻が知人から頂いた栗で、パンを焼きました。




 妻は、性格上、料理に「塩梅」という概念がなく、

 材料の配合を計量器や計量スプーンを使ってきっちり行います。

 ゆえにパン作りなどは向いているのだと思われます。




 テーブル直置きで、ちょっとアレっすけど、断面っすけど。

 たいへん美味しゅうございますれば。

 パンと栗とのハーモニーに、舌鼓をポポーーンと打ち鳴らしますれば。




 さて、話は変わって、先日長女と名古屋市美術館に行ったついでに、 

 同敷地内にある名古屋市科学館に足を運びました。

 中部地方の人、知ってた? 僕さ、この時初めて見たんだけどさ、

 この科学館には人工で竜巻を発生させる竜巻ラボっちゅうのがあんのよ。

 妻なんか、生粋の名古屋っ子だから、子供ん時から飽きるほど見たっちゅんだけどさ。

 僕っち、初めて見たっち。




 うおおおおおおおおお、すげえーーー!

 容赦なく巻いとるよおおお!

 これ見よがしに巻き巻きいいい!

 これは、あってはならん事態だよおおお!

 自然現象を操るなんて、けしからんことを人間がしよるよおおお!

 もうこれは、神への冒涜だあああ!

 神様、マジごめんちゃああああ!

 人間を代表して謝罪しまっしいいいい!




 てか、ちゅか、

 今回、二つの異なる話を、一つの日記に上手く調和させようと試みましたが、

 どうやら、パンと栗と竜巻のハーモニー、失敗の巻。とほほ。


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最終更新日  2021.10.06 20:40:43
2021.10.03


 名古屋市美術館で開催中のフランソワポンポン展に行きました。動物を愛した彫刻家フランソワポンポンの、動物の忠実な再現と特徴のデフォルメとが程良く混在した彫刻に魅了されましたよ。ちなみに、地下一階の常設現代美術の作品たちも、ばりばり最高ご機嫌ハッスルでありました。




 開館は九時半からなのですが、朝八時には現地着。何事も早め早めが一番っす。美術館もまだ熟睡中。閑散とした佇まいを撮影。その後は、白川公園内を散歩したり、近所の大須観音を参拝したりして開館までの時間を潰しました。



 今回は長女と二人で鑑賞。妻にお願いして、長女と二人きりで外出する機会をつくってもらいました。
何かね、最近ね、長女とギクシャクしてるっつーか、上手くいっていないっつーか、妙な違和感を感じていたので、まあ、仲直りっつーわけでもねーんだけれども。あと芸術関係となれば、妻も次女もじぇんじぇん興味がないので、連れて行ってもしゃーないってのもあってね。

 移動中、鑑賞中、食事中、普段妻や次女と一緒にいる時にはなかなか話せない話題や、小難しい大人の会話を沢山しました。ちゅーか、お互いちゃんと向かい合えば、僕が感じていた妙な違和感も、僕の一方的なもので、ただの思い過ごしだと分かりました。ほ。

 どこへ行くにも家族全員でゾロゾロってのもいいけど、たまにはこうして家族の誰かと二人きりでどこかへ出かけるのもいいものだ、そんな小さな気付きを拾った秋の一日でした。




 親子の距離が徐々に離れていくのはごく自然なことです。自然の摂理です。子が成長するにつれ、時を重ねるにつれ、日に日に密接になっていく、そんな親子の関係を僕は知らない。いずれはこの気持ちも、この肉体も、儚くも離れ離れになってしまう。そしてそれはそんなに遠い未来じゃない。そのことを前提として、僕は彼女たちと家族を続けている。距離の公式は、速さ×時間で求められる。親子の距離感も同じ。その成長の速さと時間の掛け算なのだろう。速さと時間が増せば、必然的にその距離は伸びる。一見して各親子ごとに距離感は異なれど、どの親子も日増しにその距離を伸ばしているという点で変わりはしない。距離を伸ばしたり縮めたり、伸ばしたり縮めたりしながら、親子は確実に離れて行くのだ。であるならば、であればこそ、伸ばしたり縮めたり伸ばしたり縮めたりというこの伸縮運動を、この大いなる悪足掻きを、今のうちにせいぜい親子で楽しめらたいいなと思っている、ごめんね、そんな父なのです。


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最終更新日  2021.10.03 16:09:03
2021.09.29

 長女作。


 長女作。


 やっとかめやの。ちょ、聞いてちょーすか。きんのうの晩さ、十歳の長女をホステス代わりに、自宅で晩酌しとったらさ、何とは無しに「卵が先か、鶏が先か」っちゅう、どえりゃー哲学的な話題になったでかん。卵が鶏無しに生じ得ず、鶏が卵無しに生じ得ない場合、最初に生じたのは、さあどっちだて? っちゅう因果のジレンマだがや。頭、ちんちこちんになってまうぎゃ。でさ、おみゃーさんは、どう思っとらっせる? って長女に聞いたったらさ、長女のやつ、即答で鶏だっちゅーがや。

「君は、何故に鶏が先だと思うのかな?」

「だって、卵は、温めてくれる鶏がいないと、ふ化しないでしょう? つまり、卵が先の場合、その卵から鶏を誕生させることは無理。だから鶏が先」

 まーかん。信じれん。いっちょ前のこと言っとらっせる。ついこなーだまでオムツしとったガキが何だて。ほんでも、ほやの、おみゃーさんの言う通りやの。わし、不意に腑に落ちたでかん。ほんでも一応大人として、あえて反論しとったろかしゃんと思って、わし、あえて反論しったったんだわ。

「でも例えば、その卵を温めるのは、必ずしも鶏でなくてもいいよね。ふ化させるのは、たまたま他の動物でもいい。たまたま人間でもいい。更に言えば、温度、湿度、外敵から身を守る環境、自然界で奇跡的に自力でふ化出来る条件さえ揃っていれば、鶏も他の動物も人間もいらない。故に卵が先であるとう可能性も、これ完全には否めない」

 うっひょー、言ったった―! 大人としてバシッと論破したったー! つって、わし、焼酎あおって悦に浸った。ほしたら、長女のやつ、ちゃっとわしの目え見て、こう言わっした。

「じゃあ、パパの考えを聞かせて。卵が先? それとも鶏が先? さあどっち?」

 だもんで、わし、苦し紛れにこう答えた。

「卵はヒヨコの前、鶏はヒヨコの後。現段階で少なくともこれだけは真理だと言えるね」

​​「パパずるい!」​​

 ほーや、パパはずるー生き物だで。信じれーん。今頃気付いたんきゃ? 遅すぎーん?



 長女作。


 長女作。


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最終更新日  2021.09.29 21:26:35

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