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家曜日~うちようび~

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Q輔とU子と「人間図鑑」

2021.02.08
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組織のトップの汚職やハラスメントを、
世間に告発する社員みたいな人かなあ。
明智光秀のことである。
昨日、大河ドラマ「麒麟がくる」が、本能寺の変を描き、終わった。
一日たった今も、何とも言えない不思議なロス感に包まれている。
最終回のそのクオリティや、本能寺の変についての歴史的見地などは、さておきたい。
圧巻の最終回だった。それでいいじゃないか。
ただ、ふと、思ったのである。
明智光秀が、現代にいたら、どんな人だったのかなあ、つってね。
自分はクビになってもいい。
「内部告発者」というレッテルを貼られてもいい。
それでも、世の為、人の為、自分が自分であり続ける為に、不正を正したい。
まさに決死の覚悟だね。
告発することで不正を正し、組織が平らかになっても、
その功績とは裏腹に、決して告発者が称賛されることがないのが、世の常だ。
組織の者たちは、内心よくぞやってくれたと思いつつ、
やはりどこかで「裏切り者」という感情を否めないであろうし。
次の転職先を探すにせよ「内部告発者」「組織に大打撃を与えた者」を、
両手を広げて受け入れてくれる組織があるかというと、なかなか難しであろう。
光秀に賛同すると思われた細川氏・筒井氏などが、静観したのもよく分る。
成功したクーデターを「変」、鎮圧されたクーデーターを「乱」と呼ぶらしいが、
成功したわりに「変」の首謀者には、ダーティーなイメージが付きまとう。
万民が、時代が、「主殺し」の光秀の天下を望まず、
「敵討ち」をした秀吉の天下を望んだのだ。




物語終盤に見せた信長と光秀の泥沼の関係についても、
組織に属していれば、あの手の話は、ちょいちょい見聞きする。
堅い信頼で結ばれていた上司と部下が、ちょっとしたボタンの掛け違いをきっかけに、
お互い懸命に修復を試みようとすればするほど、何故かからまり、ほつれ、引き裂かれ、
いつしか絶望的に手の施しようが無くなっている。
進むべき方向が、一見して同じであっても、
仮にその角度が1度、たった1度違えば、
互いに歩み続けることで、気がつけば、
到着点に驚くほど大きな開きが出来ているものだ。




それにしても、秀吉はラッキーだな。
信長が古い時代の制度を破壊しつくした後、
ただ建設することだけを考えればよかったのだから。
さらにいえば、家康はもっとラッキーで、
秀吉が建設した新時代の制度を、
ただ模倣し、実直に維持することだけを考えればよかった。
それもこれも、すべては光秀という時代の橋渡し役がいてこそ。
ほんと光秀って不可解な人だ。
少なくとも僕の中には、触れるコードがまるでない。
どちらかというと僕は、本能寺の変の当日、
中国地方でニンマリ笑っていた秀吉に、
ビビッと電流が走るタイプみたいです。


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最終更新日  2021.02.09 07:13:25
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2020.08.02
「鬼滅の刃」を読んでいます。

漫画はいいよ~。だって子供から大人まで楽しめるんだもの。



さて、この物語には、産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)​という人物が登場します。

鬼殺隊の最高管理者です。

この人物には、

「F分の1ゆらぎ」という特殊な声音で話す。


というキャラ設定があります。


「F分の1ゆらぎ」
とは、

例えば、心拍の間隔とか、ろうそくの炎の揺れとか、電車の揺れとか、
小川のせせらぎとか、木漏れ日とか、蛍の光とかのこと。


生体のリズムは、基本的にF分の1のゆらぎをしていると考えられている。

このゆらぎは、快適性と深く関係している。

人は五感を通し、F分の1ゆらぎを感知すると、生体リズムが共鳴し、
自立神経が整えられ、精神が安定し、活力が湧くらしい。

F分の1ゆらぎの声を持つといわれるアーティストとして、

美空ひばり、ユーミン、宇多田ヒカル、吉田美和、徳永英明、小田和正などが有名。



馬はいいよ~。だって瞳が綺麗だもの。
馬のいななき。きっとF分の1のゆらぎに違えねえ。だって落ち着くんだもの。



ちょ、あんた、「F分の1ゆらぎ」って何ぃ?



先日、夜ふけに寝床で妻が聞いてきた。

おやおや?何だかとても機嫌が悪いぞ?
そう言えばその昔「マジで恋する5秒前」って広末涼子の歌があったな。
そんなことをふと思い出しながら、
マジでブチ切れ5秒前、5、4、3・・ってな感じの妻に、
僕は、上記内容を、恐る恐る説明した。


​​​​あんの、ガキゃああ!

発射。
​​​​​​​​​
おブチ切れになられました。

思い出し笑いならぬ、思い出しブチ切れ。


どうやら、怒りの矛先は、長女。

妻曰く。

妻がいつものように、夕方に長女の宿題を見ていた時、

何度説明しても、同じ問題で同じ間違いをする長女に、さすがに妻が怒鳴ったらしい。

どうしてママの言ってることが分からないの!

すると、長女は目にいっぱい涙をため、こう叫んだ。


ママの声、

「F分の1ゆらぎ」じゃないから、

全っ然入ってこない!




・・・は?



うほほーい、へらず口にも程があるぞー。

まったく、我が子ながら何たる言い草。



しかしまあ、妻が怒髪天になった時のキンキン声は、黒板を爪で引っ掻いたような声だかんなあ。
長女の気持ちが、分らんでもねーですよ。ははははは。
​​​​​​​
僕の説明で、長女のへらず口の真意を知った妻が、
突然布団を頭までかぶり、隣でうなるようにブツブツ言っている。

怖いわ。まったく、怒りを通り越して怖なってきたわ。
血だわ。血のせいだわ。これは誰の血? あー怖い。おー怖い。

あ、ちなみに僕的には、妻のこれぐらいの声音は「F分の1ゆらぎ」の範ちゅうである。

うーんうーんという、妻のうなされ声に妙に癒されつつ、

気が付くと僕は、すっかり寝おちしていたのでありまする。



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​​






最終更新日  2020.08.07 06:09:49
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2020.07.04


長女のP子画伯の作品「唐笠オバケ」。




さてっと、今日なんて日は、とっちらかった本棚の整理としゃれこみますか。

僕は、読みかけの本は、あっちゃこっちゃ移動しながら読むので、

基本的に購入した本には、カバーをかけてもらいます。

んで、読み終わったら、そのまま無操作に本棚にポーンと放り込んでしまうので、

このように、どれがどの本だったか、わけが分からない有様なんでございやす。

お恥ずかしながら、いつも本棚がガチャガチャなんでございやす。




カバーを外して、あらためてここ4~5か月で読んだ本を振り返る。

僕は、漫画や雑誌は別として、

どれだけ忙しくても、最低でも月に三冊は本を読むように勝手に心がけている。

まあ、せいぜい、こんなもんか。読んでいる人の足元にも及ばん。

選ぶ本の傾向として、古典や歴史文学を読み漁る時期はとうに過ぎ、

ここ最近は「今、売れてます!」的な本をさくさくっと読んどるな。




斎藤孝さんは、この「読書する人だけがたどり着ける場所」のなかで、

読書とは「体験」である。

と書かれています。

実際に、人が本を読んでいる時の脳は、モノゴトを「体験」している時の脳の動きに近いらしい。

海で泳ぐ、外国を旅行する、デートをする、映画を見る、ディズニーランドでアトラクションに乗る、様々な体験。

一冊の本を読むということは、それらと同等の「体験」であると。

また、読書から得られる情報には「深み」があるとして、

ネットから得られる「浅い情報」と明確に区別しています。

更には「著者月間を作ろう」とか「1テーマ5冊読めばAランク」などとして、

関連する分野は連続して「広く深く」読むことをすすめています。

「広さ」と「深さ」は両立する。ある程度の「広さ」がないと深みに到達するのは難しい。

深さには「つながり」があるからだ。というのがその理由です。何だかもう、脱帽っす。

僕なんか、最近の読書に影響もろ受けまくりで、

気になる分野や気になる著者の本を、連続して読む傾向が定着しつつあります。深みがね、違うからね。

今更僕が言うこっちゃありませんが、この斉藤孝さんの文章は、とても魅力的です。

気をてらった文体や過激な言葉遣いなどは一切なく、実に平坦な文章で、実に面白いのです。

作家でもブロガーでもそうなのですが、平坦な文章で面白い人に、僕は密かな憧れがあります。

自分が絶対書けないからです。

ちなみに、時代の申し子ホリエモンの本も、最近読んでみた。

正直、これほど自分と考えの違う人間がいることに驚き、逆に興味深く、熱心に読みました。

でもまあ、僕は社畜でダメ人間なので、二冊目を読むことは無いです。


「読書は大切」とはいえ、ただ闇雲に読破を続け、

本からインプットされた知識や情報を、頭に蓄えているだけでは、

読書として不十分ではないかと、僕は思います。

自分の血や肉や骨になるよう情報を消化して、

人生のパフォーマンスにアウトプットした時こそ、

深い意味での読書が成立するのではないかと。

さもなくば、ただの「情報肥満」になってしまう。実際そいうい人多いしねえ。

でもねえ、このアウトプットってのが、しんどくてねえ。

まあ、仕事とか家庭とか、あとこのブログとかも、まさにそうなんだけど、

やっぱ、自分の情報を何らかのカタチでパフォーマンスするって、楽しい反面、ちょー疲れるっす。

でもまあやっぱり、

出会った本との体験は、しっかり実生活で活かしてあげねえとね。

かつて感動や発見をくれた多くの本たちに、申し訳がない。


てかさあ、僕、もうすぐブログ書き始めて、三年になるんすけどね。

もうぼちぼち辞め時かなあ、とも思ったのだけれど。

んまあ、そんなこんなで、

ある意味、読書あればこそたどり着けたこの場所で、

もうしばらく、

この御機嫌なアウトプットを続けてみようかなんて、思ったりなんかして。




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最終更新日  2020.07.10 06:36:19
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2020.04.19
​​かなり昔に読んだ、中崎タツヤさんの漫画で、こんな話があった。


とある空港。

飛行機の機内に大勢の乗客。

あれ?出発の時刻を過ぎても機体が動き出さない。

突然、機長からのアナウンス。

エンジントラブルの為、ただ今より、点検・修理を行います。現段階で出発の目途は立ちません。

当然、乗客は大ブーイング。

おいおい、どうなってんだバカヤロー!

冗談じゃねーぞコノヤロー!

旅の予定が狂うじゃないの!

大事な取引に間に合わないぞ!

乗客はいつも泣き寝入りじゃない!

補償しろ!

怒涛の大ブーイングを黙って聞いていた機長。

・・・キレた。

機内アナウンスにて静かに一言。



​​じゃあ、飛びます。​​​



一瞬、凍りつく機内。


その後、機内に響き渡る乗客の悲鳴。


やめてくれえええええー!

俺たちが悪かったああああー!

助てえええええええええええ!


ゴゴゴゴゴゴゴ。

乗客の叫び虚しく、動き始める飛行機。


ちゅ~オチ。



なんかもう、


今の僕たちみたいですね。


機体は日本。


機長は政府。


乗客は国民。


今は静かに、点検・修理を待とう。


襟を正そう。


着席しよう。


​#うちで過ごそう​。



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最終更新日  2020.04.22 07:36:21
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2020.04.18
①特定の宗教を信仰していない。

②妻もしていない。

③母が、ある新興宗教の信者だった。

④お寺めぐりが好き。

⑤神舎めぐりが好き。

⑥でも異国の教会や寺院には興味が無い。

⑧天皇陛下をけっこー敬愛している。

⑥冠婚葬祭をけっこー重んずる。

⑦クリスマスを含む年中行事は、ささやかながら一通り行う。

⑧じつは、ハロウィンの意味を、いまだによく分っていない。

⑨道すがら、地蔵さんがあれば、手を合わす。

⑩事故現場に花や水がそなえてあれば、手を合わす。

⑫手で十字架をきったことは、一度もない。




⑬手塚治虫の「ブッダ」が中学時代からの愛読書だ。

⑫小学三年生の時に、市立図書館で「キリスト」の伝記を読んで、数日間、心の震えが止まらなかった。

⑬旅先の宿泊施設に「聖書」があれば、必ず目を通す。

⑭「古事記」と「日本書紀」のハチャメチャな世界観が大好きだ。文学として傑作だと思う。

⑮霊感が無い。死んだ母など、僕的には毎日ウェルカムなのだが、ちっとも現れてくれない。

⑯母の骨は今だ納骨していない。僕の指示で父に手元供養させている。父が死ぬまで供養する。

⑯子供の頃、僕がいると「こっくりさん」が動かないというので、友達に仲間外れにされた。

⑰占いに興味が無い。自分の本当の誕生日は、母のお腹で精子と卵子が結合した日だと、密かに思っている。

⑱超常現象の凄さが分からない。時間をかけてスプーンを指で撫で曲げる能力よりも、
一秒でスプーンを切断してしまう高速グラインダーの開発者の方が、ちょ~能力者だと思う。

⑲運だめしが苦手。高校生の時、付き合いでパチンコをした時期があるが、不毛でたまらなかった。
宝くじ、おみくじ、ギャンブル、トランプ、麻雀、一切やらない。

⑳理論物理学を突き詰めた天才たちが、何故か、ちらほら宗教めいた言葉を残していることから、
最後の最後のところは繋がっているのかなあ、な~んて、そこはかとなく思いを馳せる。




㉑僕が死んだら、葬式は無宗教の家族葬にしてほしい。

㉒僕が死んだら、墓はいらない。

㉓何しろこの性分なので、おそらく死ぬまで特定の宗教に入信することは無いと思われる。

㉔と、ここまで書いといて何なのだが、
実は僕、ひとつだけ上手く説明出来ない不思議な体験をしたことがある。
いくつの頃かは憶えていないが、僕がすご~く幼い時、僕は何度も同じ夢を見た。
それは見覚えのない寺院で、そこには袈裟を着た坊主が何百人といて、何百本という蝋燭が揺らめいていて、
読経が大音量で鳴り響いていて、僕はその中の一人。という夢。

この夢を何度も見た。

大人になり、この手の話が好きな友人に話たら、

「それ絶対、君の前世の記憶だよ!」と言う。

㉕なるほど、僕の何かと説教臭いこの性格は、前世が寺の坊主だったからなのだ。

なーんつって、妙に腑に落ちたものの。

ははは、まさかね、バカバカしいや。と即座に吐き捨て。

おのれの坊主頭をじょりじょり撫でながら、

静かにニヤついている。





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最終更新日  2020.04.22 07:35:38
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2020.03.26
​​穏やかな休日の朝。

二階の書斎で僕が静かに読書をしていると、何やら一階から妻の怒号が。

「こらー!Oちゃん、いらっしゃい!いいからママのところへいらっしゃい!」

おやおや、また次女が妻を怒らせたな。

その後、妻が次女を叱る声と、次女の泣き声が、途切れ途切れで二階の書斎まで聞こえてくる。

てか、けっこー長げえ説教だな、ったく、ぼちぼちフォローに行こかな。

僕、読書を止めて、しぶしぶ一階のリビングへ。

あれ、妻と次女がいない。

テーブルを見ると、長女のP子が一人、テレビをつけっぱなしで勉強していた。

こらこらP子ちゃん、テレビ観るならテレビ観る、勉強するなら勉強する、どっちかにしなさい。

ながら勉強はよくないよ。

僕が注意すると、

違うよ、Oちゃんが、私が勉強してんのにテレビつけたんだよ。それで今、ママに叱られてる。

とのこと。

あらあら。んで、ママとOちゃんは?

二人はトイレ。

トイレ? 

僕、恐る恐る扉を開けた。



​​わーお、便所で説教!​​

おい妻! 説教するなら説教する、ウンコするならウンコする、どっちかにせい!

ながらウンコはやめい!

んで次女! 反省するなら反省する、悪臭に身悶えるなら身悶える、どっちかにせい!

ながら身悶えはやめい!

妻)いい? 勉強している姉ちゃんのジャマしちゃダメ! これはルール、そしてマナー!

いやいや、お前が言うな! お前が人として最低限のルールとマナーを守れ!

んで、日頃から何度注意しても便所のカギをかけない妻、

そのくせ、おのれの脱糞もようを、不意に見られて腹が立ったのか、僕に向かって一言。


​くそったれ~。​




・・・いやいやいや、


くそったれは、


お前じゃ!




ちなみに、その朝読んでいた本がこちら。

山崎聡一郎著「こども六法」。

普段聞き慣れない言葉で難しく書かれた法律を、子供でも分かる言葉に置き換えて書いてある。

これって子供の本? 僕程度の大人が、ちょうど面白いんすけど。

少なくとも、日本国憲法の前文だけでも、本屋で立ち読みしてでも読む価値があるかと。


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最終更新日  2020.03.27 07:01:15
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2020.03.07
​​
先週の「麒麟がくる」の最後は、
浜辺で待ち受ける光秀のもとに、朝焼けの海の彼方から信長が現れるところで終わった。
いよいよ、明智光秀の運命の人、織田信長の大登場である。
このドラマでは、まったく新しい信長を、染谷将太という若い役者さんが演じるとのこと。
さっそく毎年購入しているNHK大河ドラマ・ガイドで予習しなきゃ。
染谷さんのインタビュー、なになに「ピュアな狂気を秘めた信長を演じたい」?
・・・ちょ、まじ、めっちゃ楽しみなんすけど。


巷では、この度の大河ドラマに合わせて、多くの明智光秀関連の新刊が出回っていますが、
僕がぜひ皆さんに紹介したいのは、この司馬遼太郎氏の「国盗り物語」である。
もはや古典文学と言っても過言ではないが、その内容は色あせることを知らぬ、まさに名作である。
一巻・二巻では、斎藤道三が、寺の坊主から京の油売りとなり、
そこから、智謀・策謀の限りを尽くし、美濃の覇者となるまでを描き。
三巻・四巻で、主役は、織田信長と明智光秀に代わり、
道三の相弟子であった二人が、本能寺で激突するまでを描いている。

あ、これ、ゴミじゃありませんから。
読みまくった愛読書の末路っす。
信長が登場する三巻なんか、カバーがねえぞ。ははは。

僕は、歴史上、織田信長ほどシンプル思考の達人はいないと思っている。
あらゆる常識・伝統・格式にとらわれず、モノゴトの本質を見抜き、単純行動する天才。
信長って、あの人、まじシンプリストだよね~。
と、歴史好きの悪い癖で、つい本人を見てきたような物言いをしてしまう。たはは。

おま、見たんか!
​​

と、いつも妻に注意されます。


せっかくなので、もういっちょ、名作を紹介。
堺屋太一氏の「鬼と人と」
歴史の同じ場面の同じ出来事を、信長と光秀、それぞれが交互に独白する形式で、
本能寺に導かれるまでの、お互いの胸のうちが語られます。

さて。

教科書に載っているような歴史的事件は、皆さんご存知でしょうから、
今回は、僕の大好きな「シンプリスト織田信長」の、教科書に載っていない珍エピソードを二つ紹介しますね。


その壱【池の水ぜんぶ抜く大作戦】


領内のとある池で恐ろしい大蛇の化け物が出るという噂が出た。

見かねた信長、恐れおののく村人を集め、こう言った。

信長)今から池の水をぜんぶ抜く。

村人たち) ・・・は?

信長)池の水ぜんぶ抜く大作戦を執行する。

信長は、電気もポンプも無い時代に、村人総動員の人海戦術で、迅速に池を空にしてしまった。

頃合いを見た信長、刀を抜いて一人で池に飛び込み、

時々刀をぶんぶん振りまわし、しばらく水の無い池をウロウロと歩き回っていた。

その後、ぽかんと口を開けて待つ村人たちの前に無言で立ち戻り、たった一言。

​おらん!​



その弐【仙人もビックリ事件】


巷で「奇跡を起こせる仙人」が話題になっていることを聞きつけ、その男を呼び出した信長。

以下、信長と男の会話。

信長) おまー、仙人か?

男) 皆は、そう呼びまする。

​​​​​​信長) てか、おまー、いくつだ?

男) 私に歳などございませぬ。んが、俗世の時間で言うなれば、もう何百年と生きておりまする。

信長) ・・・死なんのか?

男) 何百年と生きておりまする。

信長) ・・・ちょっと焼いてみるか。 

男) は?

信長) おーい、こいつ焼くぞー。火ぃ焚けー。

​ちょ!ちょ!ちょ!​​

結局嘘のばれたエセ仙人は、とても重い罰を与えられたという。


とまあ、一見して笑っちゃう奇行ぶりですが、

でも、本当の奇行とは、

いない大蛇を恐れたり、嘘の仙人を崇めることっす。間違いねっす。

そのことを信長はシンプルに分っていたのでしょう。

てか、僕にとっての「いない大蛇や嘘の仙人」とは、何だろう?

願わくば、僕は、信長公にあやかりたい。






さあ、そんな天才信長と、

生真面目な常識人であり、古風な教養人であり、悲しき秀才であった光秀が、

今週の放送で、いよいよ相まみえます。

僕なんか、今から焼酎準備して待ち焦がれてっからね。

てか、大河ドラマ見てっと、ついつい飲み過ぎちゃうのよね。

翌日、シンプルに酒臭い。とほほ。



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最終更新日  2020.03.11 07:33:25
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2020.02.15

テレビで、マツコ・デラックスさんと有吉弘行さんを観ていると、
ああ、この二人は同系、同胞、同志だなあ。と、いつも思う。
お互いに共演していて、きっと居心地がいいだろうなあ。と、他人事ながら思う。
これは、単純にお二人の毒舌キャラ的芸風が似ているということではなくて。
例えば「人間図鑑」という分厚い図鑑があったとしてさ。
その図鑑でマツコさんを調べるとするでしょ。
霊長目ヒト科ヒト属の哺乳類、日本人、というくくりの更に詳細、
より細かな生態の分類分けがなされた、あるページにマツコさんの記述を見付けると。
きっとその同じページに、有吉さんのことも書かれていると思う。

芸能業界にどっぷり浸かった連中を、「あちら側」と見ているかのような。
テレビの悪魔と契約して、普通の幸福と引き換えに、現在の人気を手に入れたかのような。
人生に安寧を求めた途端に、逆に、一気に奈落の底に落ちて行くかのような。
お二人の、あの斜に構えた感じが、「人間図鑑」の同じページの住人かと。
ダウンタウンの松っちゃんも、かつてはそのページの筆頭のような人であったが、
結婚という図鑑の改訂に伴い、別ページへ移った感がある。

考えてみると、ブロガーも似たようなもんっすね。
僕が好きで読んでいるブロガーさん、どなたも年齢、性別、職業、思想、環境、性格、まるで違うし、
もしも、同年代の同じ学校の同じクラスだったとしても、
恐らく一年間ひとっ言も会話をしなかったであろう、絶対に関わりたくない人達ばかりなのだけれど、
何故か読んでいて心地よく、毎度毎度懲りずに訪問してしまうのは、
結局のところ、「人間図鑑」の同じページの住人だからであろう。

さて。

これからは、ちょいちょい読んだ本のことを書こうかしらん、なんて。
んで、カテゴリ名は「人間図鑑」とした。
「本との出会いは人との出会いと同じ」とは、読書家、芦田愛菜ちゃんのお言葉。
まったくもって同感っす。
まあ、僕にとっての読書は「珍しい人間を研究する」みたいなところがあって、
少年が珍しいクワガタ虫の生態を図鑑で調べて楽しんでいるように、人間を調べて楽しんでいる。
だから、太宰治の「人間失格」を読破した後、おもむろに手首を切る、みたいなコアな感性は皆無で。
「へ~人間って、面白れ~な~、えへ、えへへ」なんつって、実に健全な読書なのね。
つまり本屋は、言ってみりゃ巨大な「人間図鑑」なのである。



記念すべき一冊目は、齋藤孝先生の著書。

『本当の「頭のよさ」ってなんだろう?』

この本、もともと小学三年生の長女に読ませようと思って買ったのだか、
よく読んだら、思春期の多感な少年少女に向けて書かれていている本だったのよね。ちと、早かった。
んで、しゃーねーから、自分でパラパラ読み始めたら、んまあ、面白い面白い。

勉強が出来れば、頭がよいのか?

勉強するのはなんのため?

学校へ行く意味とは?

生きていくってどういうこと?

少年時代、僕が抱えた悩みを、齋藤先生がひとつひとつ、穏やかな文体で説き明かしてくれました。
読了後は、無自覚に大人になった今の自分を、心地よく、優しく、挑発されたかのような余韻。

少年少女向けの本と侮るなかれ!

大人こそ、読め!

親として、この素晴らしい内容を、自分の頭に叩き込み、自分の言葉に置き換え、
さも自分の考えの如く、どや顔で長女に説教してやろうかなとも思ったのだか、
あまりに素晴らしい内容なので、この馬鹿の変な味付けは避け、そのまんま長女に読み聞かせることにした。
毎晩、夕食の前に三ページずつ、僕、大声で朗読しとる。
長女、とてもとても熱心に聞いとらっせる。

僕、30年前にこの本に出会いたかったっす。



てか、愛読書を紹介するって、ある意味、自分の恥部をさらしているような感じっすね。

今回ぽっくん、ズボンを膝までズリ降ろして両手バンザイで、

わぁ~~い!わぁ~~い!なんつって、ご近所走り回るぐらいの心意気で書きましたで候。


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最終更新日  2020.02.17 09:14:32
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