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テーマ:障害児と生きる日常(4427)
カテゴリ:車いすと中学校生活♪
車いすの娘が地元の公立中学に進学して1ヶ月が過ぎた。
今までクラスで全部の授業を受けてきた。 入学当初から説明があったように ゴールデンウイーク明けから補助が必要な教科に関しては 抽出して中学校内1階にある養護のクラスで 授業を受けることになっていた。 小学校において算数は5年生の終わりまで同じ授業を受けていたが クラスの宿題と養護の宿題のダブルの宿題に 手先が不自由なため 終わるのはいつも夜中だった。 3~4年生時の1年の長期入院もあり勉強は遅れ気味だったため 6年生から算数に関しては完全に抽出して学習ルームという名の 小学校内の養護クラスで受けた。 ももかにあわせた算数の復習となりレベルは中学年に戻った。 しかしあっという間に6年の算数はわからなくなり ついていけなくなった。 私はできない。無理という気持ちが彼女の中に生まれた。 でも中学に入り またみんなといっしょにがんばりたいという 気持ちが彼女のなかに芽生えて 今クラスで必死についていこうと がんばっている。 連休前に抽出教科の希望を聞くプリントを手にした。 数学、国語、英語 親の希望、本人の希望を書く欄。 テストをクラスで受けるか養護クラスで受けるか等 細かに書かれていた。 評価は記述式がよいか数字がよいかなど。 当初は数学に関して やはりサポートが必要と考え 養護クラスに降りて本人に合わせて学ぶことを希望していた。 「今の授業についていけるようにがんばりたい」 それが本人の強い希望。 クラスでみんなといっしょに(+補助の先生) または養護クラスに降りてみんながやっている 授業の内容を学びたいと。 説明したら理解する力と好奇心はある。 授業も楽しんで受けている。 でも 計算力がいまいち弱い。 補うため ○文式で徹底的に計算を繰り返したことによって 自信をつけた。しかし しばらくたったらやり方を忘れてしまう。 応用に弱い。 文章を飛ばして読んでしまう時があり なぜだろうと思っていたのは 乱視が強く目の見え方にもあると眼科でわかった。 矯正のめがねを今かけている。 さて 本人はクラスでの養護の先生のサポート または養護クラスでのマンツーマンでのサポートを希望していた。 が 現実はクラスで養護の先生のサポートは無理との返答だった。 養護クラスで授業を受けるならば 他の生徒もともに見るので 今の授業をサポートするのは難しいし 結果遅れていくとのことだった。 さらに養護のクラスで授業を受ける場合 通信簿の評価は記述式となるとのことだった。 希望があれば数字でも表すと記載されていた。 その部分を質問させて頂いた。 記述式の場合10段階評価の1となるとのことだった。 養護クラスで授業を受ける=記述の評価=1の評価は納得がいかない、、、 さらに質問をしてみた。 相対評価か絶対評価か。 クラスの何パーセントには1をつけると決められているのが相対評価。 その子のがんばりによって評価するのが絶対評価。 答えは相対評価だった。 さて肢体不自由なももは記述も人一倍時間がかかる。 生まれたとき全く手が動かなかったももは 訓練により少しずつ手が動くようになっていった。 小学校に入学時、点と点を線で結ぶことも 名前も数字をかけなかったことももかは 今ひらがなを書き 漢字も書けるようになってきた。 私しか読めなかった暗号のようだった文字も なんとか読めるようになってきた。 みんなが当たり前のようにできる枡の中に文字を入れることは 彼女の中で大きな課題であり 卒業文集においても みんなにとっても小さな枡のなかに 文字を入れるため何度も何度も書き直してとりくんだ。 途中先生がパソコン打ちでもいいと言われても 最後までみんなといっしょの紙に私も自分で書きたいと 最後の瞬間までがんばって取り組んだ。 自分の力でがんばってできた思い出が いちばんの宝になったと思う。 ももは算数を中学内の養護のクラスで受けるつもりだったけれど 評価の「1」のことがあまりにも彼女のなかでショックだったようで 全部の授業をクラスで受けると先生に告げたらしい。 本当にいいのかと先生から確認の連絡を頂いた。 先生は国語もノートが取れないから国語も養護にと。 でも本人はクラスで受けると。 本人の希望もあるのでしばらくはクラスで授業を受けるお願いをした。 テストのみ 養護クラスで受けると。 (消しゴムでけしたりの作業は時間がかかるので) 小学校時代は記述であってもなんの問題もなかったし より細かに状況がつかめた。 中学になると高校進学もかかわってくる。 重度障害であっても高校にいける道が大阪ではついている。 が 定員割れを狙ってのものであるとも聞く。 府内数校で知的障害枠がある情報はあるが 定員数は数人であり 肢体不自由児の枠というものはない。 さて文部科学省は今 従来の相対評価ではなくて 絶対評価を進めていると聞く。 大阪府?大阪市?が相対評価? 隣の兵庫は絶対評価、、 地域によって 違いがある。。。。なんだか納得がいかない、、、 私は他とくらべずそのままのももを100%として ももかのがんばりを評価したいと思っている。 高校に関しては定時制や通信スタイルも検討したいと思っている。 大阪だけではなく県外も情報を集めたい。 その前に障害を言い訳とせず できる限りの努力はしてのぞみたい。 一週間後に中間試験が始まる。 100均に行って白黒板を買ってきた。 一緒に考えて解く。 次に自分でやってみる。 チャレンジの問題を解く。 再度クイズのように聞いてみる反復、、 自分でできたで賞のシールを貼る(本人希望) とりあえず どこまでできるかわからないけれど 私もともにできるところまで取り組みたいと思う。 でも 今いちばん親が煙たいお年頃☆ 小さなことであ~だ こ~だと言い合いをしかけるもも。。。 キキキキキ、、、と切れそうになる 自分のこころを穏やかに保つのは とても忍耐な最近です(-.-;)が これを私も楽しみたいと思います☆ もう一度中学生になれたような、、(かなりずうずうしい) 昨日 テレビで車いすの犬 ウイリーくん(チワワ)のお話を見ながら うるうるしていたもも。 「わたしといっしょ、、だね ウイリー」 ただそこにいるだけで愛と安らぎを届けてくれるウイリー。 勇気やみんなに癒しを与えてくれるウイリー。 でもね ママにとってはももがウイリーだよ。 ももはいつもただそこにいるだけで いろんなものを与えてくれているもの。。。 膝元を見ると うちのチワワのはっぴーが裏返って無防備に眠っていた。 なんじゃこれ、、 家族中で大笑いだった。。。 今日も読んで頂き感謝しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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