記事タイトル: 高市前総務相「PB凍結」を旗印に自民党総裁選挙に立候補
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わたくしは現在の日本を蝕むというか、経済成長、繁栄を妨害している「扇の要」である緊縮財政(政策的にはPB黒字化目標)を打ち砕くため、
「総選挙において、与野党が「財政出動への競争」をする」
「自民党総裁選挙において、総裁候補が財出の議論をする」
ことが極めて重要と考え、様々な方々と共に活動してきました。
皮肉な話ですが、コロナ禍という非常事態により、上記の実現性が高まりつつあります。
すでに、複数のメディアが報じていますが、高市早苗前総務大臣が、明後日発売の文藝春秋で、自民党総裁選挙に立候補する意向を表明するとのことです。
『高市前総務相、自民総裁選に立候補の意向 月刊誌で表明
自民党の高市早苗前総務相(60)が、10日発売の雑誌「文芸春秋」9月号で、来月末に迫る菅義偉首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選に立候補する意向を表明する。高市氏は無派閥だが、安倍晋三前首相に近く、立候補に必要な「推薦人20人」を確保できるかが焦点となる。
高市氏は同誌で、菅氏について「発する言葉からは自信も力強さも伝わらなくなってしまっている」と指摘。「自民党員や国民の信任を受ける機会がなかったからだ」と理由を挙げ、まずは党員が参加する形での総裁選の必要性を訴えた。
前回総裁選で菅氏を支持したのは安倍前政権の政策踏襲を掲げていたからだとした上で、経済政策「アベノミクス」の柱の一つである財政出動の不十分さを指摘。インフレ率が2%に届くまでは、プライマリーバランス(国と地方の基礎的財政収支)の黒字化目標を「凍結」し、財政出動を優先すべきだとした。(後略)』
ポイントは、
「コロナ脱却まで、PB黒字化目標を凍結する」
ではなく、
「インフレ率が2%に届くまで、PB黒字化目標を凍結する」
と、なっている点です。
無論、上記の「インフレ率2%」は、消費税増税や資源バブル等による物価上昇ではなく、「需要拡大」によるものでなければなりません。PB黒字化目標を凍結し「財政出動を優先すべき」ですから、当然、そういう話なのでしょう。
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