記事タイトル: PB黒字化目標に関する「議論」が始まった!
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「インフレ目標2%達成まで、PB黒字化目標を凍結する」
と、堂々と主張する高市早苗・前総務相が自民党総裁選挙に出馬表明してくれたおかげで、財政に関する議論が活発化しそうです(財務省は「議論」すら避けたかったのでしょうけれども)。
個人的には、今後、岸田文雄・前政調会長が「どこまで」踏み込んでくれるのか、注目しています。
前にも書きましたが、
「所得倍増(実質GDP2倍)を達成するまで、PB目標凍結」
ではいかがでしょうか。上記を主張してくれるならば、「財政健全化の旗を降ろす気はないが」とか何とか、お題目を唱えられても構いません。
さて、麻生太郎財務大臣が、相変わらず、PBに固執する姿勢を見せ、ネット上では猛批判されています。
『麻生財務相、高市氏のPB凍結に否定的 「実験場にするつもりない」
麻生太郎財務相は10日、自民党総裁選への出馬を表明した高市早苗前総務相が物価安定2%目標を達成するまでは基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)目標を凍結すると主張していることに否定的な見解を示した。同日午前の閣議後会見で語った。(後略)』
ロイターの見出しはややミスリードで、麻生財相は高市・前総務相の主張に対してではなく、一般論としてPB黒字化目標が「国際社会の信任」とやらを維持するために必要と寝言を宣ってるのです。
え? PB黒字化目標などという狂った財政目標を掲げているのは、世界中で日本だけなのですが。ということは、日本以外の国は全て「国際社会の信任」が失われてしまっているんだ・・・・。
寝言は、寝て言え。以外の感想が出てこない。
さらに、麻生財相は、
「放漫財政をやっても大丈夫と、日本のマーケットを実験場にするつもりはない」
と、相変わらずのストローマンプロパガンダを展開。彼の頭の中で、放漫財政の定義がどうなっているのか知りませんが、高市前・総務相は「インフレ目標2%達成まで」と条件を付けています。
というか、インフレ率2%という目標は、政府と日銀の合意事項なんだが・・・。
それ以前の話として、麻生太郎を始め、日本の緊縮派の政治家たちは、
「デフレの国で緊縮財政を続けると、どうなるか」
という実験を長々と繰り返してくれました。
国民が貧困化し、結婚が減り、少子化が進み、さらには社会にルサンチマンが膨れ上がり、社会が分断されていき、もはや共同体の維持すら困難になりつつある。世界に水を開けられ、このままでは将来的に中国の属国(もしくは米中の属国)間違いなし。
という、実験結果がすでに出ているにも関わらず、未だに緊縮に固執する。恐るべき連中です。
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