誰かの黒字は、誰かの赤字。
ここで言う「黒字」「赤字」とは、損益計算書の黒字赤字ではありません。「純資産の増加(もしくは純負債の減少)」「純負債の増加(もしくは純資産の減少)」になります。
純資産・純負債の増加(あるいは減少)は文字通り「=資産-負債」「=負債-資産」の変動により生じます。
資産と負債の変動。つまりは、貸し借りです。
政府が1兆円の国債を発行し、国民に支出をすると、
「政府の純負債増、国民の純資産増」
と同時に、
「政府の赤字増、国民の黒字増」
となります。
そして、国家には赤字になろうとも提供しなければならない公共サービスがあります。さらには、政府が赤字になっているということは、反対側で「誰か(国民)の黒字」が増えている。
この当たり前のことを理解せず、
「赤字の政府の事業はやめろ!」
と、愚かな「ムダの削減」を続けた結果、国民が貧困化し、安全保障が弱体化したわけです。
当たり前です。政府が赤字を削れば、国民の黒字も削られる。さらには、安全保障関連のサービスは、黒字・赤字に関係なく提供されなければなりません。
記事タイトル: 公共サービスは赤字で良い
▼ブログの続きを見る
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12736433735.html?frm_src=favoritemail
=========================
インターネット・コンピュータランキング
=========================
ネットサービスランキング
=========================