日本の「財政破綻論」のバカバカしさは、
1.変動為替相場制で独自通貨国の日本が、日本円建て国債で債務不履行(財政破綻)に陥ることは「不可能」
という現実に加え、
2.財政破綻論に基づく緊縮財政が、日本のデフレを継続させ、GDPを成長させず、政府の負債対GDP比率を上昇させている
3.「1」であるが故に無意味な政府の負債対GDP比率の上昇が、「ザイセイハタンガ~」の声を強化し、緊縮財政を続ける圧力となっている
4.緊縮財政によりデフレが続き、日本の供給能力が毀損されると、やがて「レバノン化」し、固定為替相場制への移行を余儀なくされ、外貨準備が尽きると、外貨建て国債の発行を余儀なくされ、「財政破綻」の可能性が生じる
という点でございます。
つまりは、ザイセイハタン、ザイセイハタンと叫んでいる財務省や御用学者、似非エコノミスト、似非評論家たちこそが、日本をザイセイハタンに導こうとしているわけです。国民の貧困化と、国力の弱体化と引き換えに。
というわけで、とにもかくにも「PB黒字化目標」という亡国の国家目標を破棄させなければならないのですが、少なくとも以前と比べると「議論」が始まっています。
『安倍元首相 “防衛費をGDPの2%に増額 骨太の方針に明記を”
防衛費の在り方をめぐり、自民党の安倍元総理大臣は、GDP=国内総生産の2%を念頭に増額する方針を、ことしの「骨太の方針」に明記すべきだという考えを示しました。
今後の防衛費をめぐって自民党は、NATO=北大西洋条約機構の加盟国が、GDPの2%以上を目標にしていることも念頭に、5年以内に必要な予算の確保を目指すとした提言をまとめています。
自民党の安倍元総理大臣は、派閥の会合で「党として決定した方針に予算水準が明確に書かれており骨太の方針に書くべきだ」と述べ、政府が来週取りまとめる、ことしの「骨太の方針」に明記すべきだという考えを示しました。
そのうえで「NATO加盟国の正面にあるのはロシアだけだが、日本の場合は中国と北朝鮮も加わってはるかに状況は厳しく、本来であればGDPの2%を超える額が必要になる。大きな戦略と世界的な視野を持ちながら議論してもらいたい」と述べました。』
記事タイトル: 防衛費を増強するなら、PB黒字化目標は破棄だろ?
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