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カテゴリ:太極拳
上海で教室を開いて、なおかつ自分で教室を借りて。
これまでイロイロな団体と組んでやってみたけれど、 自分の学んできた技術を伝えるには自分で場所を借り いつでも使える状態じゃないとダメみたい。 私の教室では師父の元で兄弟子たちと練習した状態に 極力近い環境+日本の人でかつ仕事を持っていて、 沢山の時間が取れない人が確実に進歩できる準備をし ています。 と、書くと敷居が高いですが、実際には多分、他の 教室よりノリは軽いと思います。 9時に教室の扉を開けて、その後、10時までは自由 練習です。私のいる前で復習する事で、進歩の確認を 自分でしてもらいます。来て、靴をはき替えたら皆 すぐに練習を始めます。 私の修行中、実際、準備運動をした事はありませんで した。 最近の色々なメディアで、太極拳の練習前にする準備 運動と言う言葉を聞きますけど・・・・・・ストレッ チとか気功とか。 太極拳はそもそも、 養生(健康を養い体を鍛える)の為に、年齢性別を問 わず練習できるようになっています。 陳家溝では元々、この数百年、長寿の村です(今では 街ですね)。古い時代にストレッチなんかあったでし ょうか? 無いでしょう。ストレッチは西洋だし。 太極拳自体が身体の節々を伸ばし、太極拳自体が太極 拳の身体を作るのです。 太極拳が上手になる為に足腰を鍛えたり、器具を使っ て運動したりって言うのは私や師父と師父の師父達、 先輩達からしても違う世界と感じています。 まあ、準備運動をしなければ気が済まないと言う 気持もわからないではないので否定はしません。 それに、教室ごとの指導の内容によっては、別の運動 を取り入れる必要があるかもしれませんし。 (陳家溝にある最近できた武術学校ではウェイト設備 もあれば、サンドバッグもあり、もう何でもありな処 もあるようです。まあ、私のしたい太極拳とは違いま す。私のしたいのは健康太極拳!!) ただ、私の教室では太極拳以外は一切しません。生徒 さんの限られた時間で技術を伝えないといかんので。 と、言うのも上海と言う立地上、日本の人は帰国や異 動が頻繁なのです。 こうなると、ますます師父の元でやってきた、何とな く根性よりも根気とやる気で黙々と且つ楽しく技術を 吸収して行くフィールドの方がいいと思ってます。 太極拳をいきなり練習すると関節を痛めると言う人、 いると思います。そこの練習景色が分からないので、 無責任な事は言えませんが、一人で練習する時は先ず 高い姿勢でチャッチャカチャッチャカ動く事をお勧め します。 気の流れがウントカとか、技はこう言う風に繰り出す とかそんなことより、少し早めにどんどん動きます。 積極的に体重を移動し、手を振ります。 身体があったまってきたら、動作によってユックリ したり、気持ち(意念)を込めたり、低くしたり。 それから、前に進む時は特にですが、足は決して両足 が直線上にならない様に注意する事。 太極拳の練習は楽しく、カッコ良いイメージを自分に 植えていかないといけないので、楽できるところ(準 備と動きを思い出すとき)はちゃっちゃかやった方が 良いです。 太極拳を上手に動く為の身体は太極拳が作ります。 太極拳が作るのは健康な生活です。 何しろ、太極拳の目標は健康。 で、先日、うちの生徒さんが昔やっていた教室で痛め た膝を練習指導で治療してみました。 膝を壊した理由は以前生徒さんが通っていたその教室 (他流)では無理な姿勢が多く、足腰がシッカリして いないと出来ない動作と、足腰をしっかりさせないと 太極拳にならないと言う意識によるものでした。 どの様に膝を治したかは次回・・・・・ 10時に合同練習開始。 当日のカリキュラムにそって今までの動きをチェック それから新しい動作を指導、動作の説明、太極拳や 中国文化の解説、個人個人で各動作を反復練習・・・ と、言う感じで、御昼12時に終了。 最初は90分の時間だったのですが、やはり3時間が 最低のコマだと確信しています。せっかくの土曜日。 どうせ午前が練習でつぶれるなら、ビッチリやっても らった方が良い!!と、思いこんでます。 途中途中でお茶を飲んだり、近所の犬が迷い込んだり しますが、まあ、ほぼ、師父が私の為に用意してくれた フィールドと同じ。 違うのは屋根付き、空調付き、鏡、ソファー付き・・・ くらいかなあ。 師父からのOkもでたので、今後は少しずつ、私の教室や 太極拳の事の練習の事について書いていきます。 重要なのは書く時間を確保する事だなあ・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.14 22:45:58
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