|
カテゴリ:太極拳
陳氏太極拳教室、上海の浦東太極拳教室から、つらつら。
本日の練習は、生徒さんそれぞれの癖を矯正する事が 中心の練習になりました。 私が生徒さんの 『勘違いしている動き』 『間違っている動き』 を真似して動いて、 どうしてそう言う形や姿勢になってしまうのか? そう言う動作や姿勢だとどんな悪影響があるのか? 説明します。 鏡もあるし、教室の床・タイルが正方形なのである程度 視覚的には教えやすいです。 でも、間違っている事と正しい事は、マチガイの動きを 実際に見せて、正解と比較してもらわないと理解が出来 ないのではないか・・・・と思い、一生懸命やってみます。 どういう悪影響か?膝や腰、足首などに負担がかかり、 故障の原因になります。 ・・・、正直、私のレベルでそう言った動きをすると 負担が酷く、練習後には腰が痛いッ!! まだ沢山の動作を覚える前に、早めに悪い癖はとった 方がいいのです。 ところで、ファンソン、と言う言葉があります。 『放松』と今の中国語では書きますが、本来は“松”の 上に“髪”と書いてファンソンだったかと思います。 要するにリラックスって言う事・・・・と乱暴に表現し てみましたが、もっと近い言葉を使うと、 無駄な力を抜き、動くべく方向に自然に動ける そして動いていく事が出来る状態 です。 正直、これってとっても難しいです。 単に力を抜いているだけでは無いですし、動きを覚えていない 段階で身体の力を抜けって言われても、それはどだい無理な 要求です。 慣れてくると、段々肩の力も抜けますが、気が付くと単に 慣れと惰性 で動いてしまうかも。 ファンソンなんか出来ない!と思う前に、少しだけ、その入り口の 練習方法を・・・・ 先ず、太極拳の各きめポーズの所で肩の力を抜く。 次に、肋骨のを下に下げるような気持ちで上半身の緊張をとる。 こんな感じ。動作全部にファンソンを意識して練習するには、初心者の 人にとってハードルが高いですので、こんな感じで身体の余計な力を ところどころで取っていくのが効果的です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.12 17:11:23
コメント(0) | コメントを書く
[太極拳] カテゴリの最新記事
|